ねっとり甘い禁断のレバ刺しを堪能できる店「もつ焼きのんき 溝の口店」で最高のレバーともつ焼きに舌鼓。
仕事の打ち合わせで横浜に行った帰り、武蔵小杉で飲もうと思ったのですが、どこも満席。仕方なく、ホームグラウンドの溝の口へ戻ってきました。
時間は20時を回っていたので、さくっと飲んでさくっと帰ろうと、人通りの少ない溝の口南口へ下り、向かった先は「もつ焼きのんき 溝の口店」。
南口には区役所の前に、もうひとつ「のんき」という串焼き屋さんがあるのですが、こちらとは全く関係のないお店とのこと。
「串焼き」と「もつ焼き」で異なるようです。
↓ 「串焼き」の「のんき」のレポートはこちら。
溝の口南口の居酒屋 串焼のんきで刺身の3点盛りとスタミナ盛りを堪能してきた。 - たかもブログ
今回は行ったことのなかった、こちらの「もつ焼きのんき」に行ってきました。
南武線の南口を下りて、田園都市線の改札とは逆方向の左方向へ、セブンイレブンが見えたらすぐ隣に、のんきはあります。
もつやレバーなどのホルモン系の串焼きは売りのお店です。
土日になると結構人が入っている雰囲気でしたが、この日は人はまばらでカウンター席も空いていたので、迷わず入店。
店内には赤ちょうちんがぶらさがり、いかにも串焼き屋と言った感じ。
カウンターに腰を下ろすと、若い店員さんが、本日のおすすめを持ってきます。
初めて来た店なので、おすすめよりも、まずは串焼きなどスタンダードなメニューを堪能したいと思い、貼ってあるメニューに目を通します。
この貼ってあるメニューですが、カウンターに貼ってあり、手元で見れないので、座った場所によっては非常に見難い。この日は空いていたので良かったのですが、隣の客の方へ体を傾けないといけないので、これは改善して欲しいと感じました。
ゆっくりとメニューを吟味したいので、まずはホッピーセット(500円)。
お通しには塩ニンニクダレが付いたキャベツです。
なかなか美味。
これから肉しか食べないので、野菜がお通しなのはうれしいですね。
このキャベツだけで、最初の一杯目は飲めます。
ホッピーの中身(220円)をお替りし、すぐに出るものということで、もつ煮込み(180円)をオーダー。
あっさりとした味噌仕立てで、モツも臭みが少なく食べやすく、非常に美味い。
量も値段もちょど良い感じです。
これは期待ができそうです。
空いていたせいか、串焼きはオーダーから10分程度で出てきました。
まずは、シロ、ハツ、タンの3本。
シロはほろほろと口の中でほぐれるような食感で、甘辛いタレと焼き目の香ばしさが絶妙です。シロというと、結構固めでガムのような噛み応えのあるようなものが出てくるお店も多いですが、ここのシロは柔らかく臭みもまったくない。
かなり品質が良いモツを使っているようです。
ハツとタンはしっかりとして噛み応えと、厚みがあるので、肉の旨味を噛みしめる度にギュッと感じることが出来ます。
肉の質もさることながら、切ってあるサイズが、旨味を味わうのにちょうど良いサイズです。
続いてレバー。
写真はひとつ食べた後です。レバーは串に4つ付いています。
このレバーが絶品で、噛むとパリッとした表面から、プリッとしたペーストのようなレバーが口の中に飛び出してきます。
ねっとりとした食感で、咀嚼すると、口中にレバーが絡みつきます。
これもまた臭みは一切なく、上品で濃厚なレバーの旨味を感じることが出来ます。
サイコロのように四角くカットされているのが、また食べやすく、レバーのねっとりとした食感を強調しているようです。
このレバーにはやはりレモンサワー(380円)。
レバーの濃厚な旨味を、さっぱりとしてレモン風味の炭酸で洗い流します。
この繰り返し。
メニューを見ると、肉の刺身系も充実しているようで、コブクロの刺身などにも心が揺れましたが、レバ刺しと文字が目に入り、迷わずオーダー。
レバ刺しといっても、低温加熱されており、レバ刺しのような食感を味わえる、レバテキのようなものです。
早合点して、騒ぐ人もいそうなので、念のため。
このレバ刺しが珍しく、レバ刺しといえば、ニンニク生姜、ごま油に塩風味なのですが、ゴマ油にザラメ砂糖のようなものが付いているのです。
タレとネギをレバーでくるんで、口に入れると、レバーの濃厚な甘みとねっとりとした食感、そこにシャリッとした砂糖の食感が加わります。
味わったことのない不思議な食感ですが、これはこれで美味い。
まさか甘味のあるレバーに甘味のあるタレが合うとは新しい発見です。
この味付けのレバ刺しは他にないのではないかと思います。
少なくとも僕は食べたことがない。
久々にレバ刺しを食べた感を堪能し、お会計。
全部で2,905円(税込)でした。
刺身系は、まだまだ魅力的なメニューがあったので、再訪したいです。
西口商店街の安い居酒屋のようにセンベロは難しいですが、落ち着いて上質なもつやレバーを食べたい方にはお勧めです。
*****
まだちょっと飲み足りない。
店を出て、隣のセブンイレブンで缶チューハイを片手に、南口をパトロールします。
南口周辺には、まっち棒、和蔵、むつみ屋などのラーメン屋があり、ラーメンの文字が食欲をそそります。
最近シメのラーメンは自粛していたのですが、最後にやってしまいました。
歩き回りながら自問自答し、迷って迷って缶チューハイを2本飲んで、最後の最後に入ってしまったのが、盛華楼。
溝の口では貴重な町中華のお店です。
飲んだ後は個性的なラーメンより、シンプルな醤油ラーメン、それも化学調味料がピリッと利いた古き良きラーメンが良い。
そして、止せばよいのにシメの半チャーハンセット。
ここ盛華楼のチャーハンには福神漬けが付いており、チャーハンの塩気に福神漬けの甘味が良いアクセントになっています。
ラーメンはチャーシュー、ナルト、メンマの乗ったオーソドックスな醤油ラーメン。
濃厚なモツを堪能した後なのに、何の問題もなく完食。
お腹パンパンになって帰りました。
節制も良いけど、たまにこういう食欲大解放をするとストレス発散になります。
武蔵小杉で飲みたかったけど、結局溝の口で大満足でした。
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