向ヶ丘遊園の蕎麦居酒屋「とりぶ」へ行ってきた。
息子の運動会が終わり、夕飯の支度が面倒そうなので、ひとり酒を飲みに、向ヶ丘遊園にやってきました。
向ヶ丘遊園に来た理由は、「寿司居酒屋 多満」という居酒屋。
が!行ってみたら、2月には閉店していたらしく、すでに解体工事が始まっていました。昔ながらの居酒屋で、カウンターの古びた雰囲気が好きだったのに、非常にショック。
頭の中がすでに刺身や寿司になっていたので、近くの回転寿司屋「岬水産」へ行くも、こちらも閉店なのかお店がもぬけの殻のようになっておりました。
あてにしていた店がすべて、閉まっていたので、適当に徘徊をして目に入ったのがここ「トタン屋本舗とりぶ」 という居酒屋。
ちょうど向ヶ丘遊園駅南口から、徒歩1分程度。
駅を出て真っ直ぐ正面に、ダイエー方面に歩いていく途中にあります。
左側にあるので、すぐにわかると思います。
店構えはこんな感じ。
以前から知っていたのですが、蕎麦というより焼き物メインのお店だったような、、
とにかく一杯飲みたいので、入ってみました。
店内はカウンターのみで、こじんまりとしたお店です。
女性二人できりもりしているようです。
休日の時間も早めなので、先客は一人だけ。
酒の飲み過ぎで女房に逃げられた!と武勇伝を楽しげに語ってらっしゃいました。
まあ、健康で酒が飲めれば、なんとかなりますよね。
まずはホッピー。
冷蔵庫で冷やしてあるホッピーとジョッキを自分で取ります。
ジョッキを店員さんに渡すと、氷と焼酎を注いでくれる、というちょっと変わったシステムです。
しかしながらやっぱり、冷えたジョッキで飲むホッピーは美味い。
運動会の疲れが吹っ飛びます。
僕が子供のころは残暑の9月に、秋の大運動会なんていって、やってましたが、今の気候で同じことをやると、大人も子供もぶっ倒れそうですね。
お通しは水菜とササミ、トマトなんかをさっぱりとした塩味であえてあります。
暑い日にはこういうのが、すっと喉を通ります。
向ヶ丘遊園には、専修大学や明治大学の学生が住んでいたり、サークルの飲み会で使うので、学生向けのボリューミーなメニューの居酒屋も多いですが、ここはさっぱりとした大人のメニューが多いです。
初めてのお店なので、取りあえず本日のおすすめのアジフライ。
食べやすいサイズに切ってあり、サクサク。
新鮮なアジを使っているのか、魚独特の臭みなどは一切なく、ホクホクとした食感で非常に美味。
小骨もきっちりと取ってあり、丁寧に作られている感じがします。
三枚おろしのアジフライも良いですが、こういうのも食べやすいですね。
メニューをみていると、青唐塩辛なるものが気になったので、頼んでみました。
「結構辛いけど大丈夫?」と聞かれたので、逆に辛いもの好きとしてはワクワクします。迷わず注文。
イカの塩辛に生の青唐辛子を混ぜ込んだもののよう。
ひと口食べると、最初は塩辛、しかし後からまとわりつくような辛さが!
これは辛い。想定していたより辛い。
この辛さは日本酒の甘味で洗い流す。
ということで、剣菱の冷酒。
この冷酒の注ぎ方にちょっと問題が。
下皿一杯に注いでくれるのは良いのですが、カウンターの高くなっているところで、注ぐので、自分のところに持ってくる時に、下皿の酒が全部こぼれるのです。
これはちゃんと、席まで来て注いでほしかった。。
しかし、剣菱のキリッとした冷酒が、辛い塩辛とよく合います。
剣菱って決して甘口の酒じゃなかったと思うのですが、塩辛の辛さで甘く感じます。
ひいひい言いながら、剣菱で辛さを流す、病みつきになりそうなループでした。
もうちょっと長居しようかと思いましたが、向ヶ丘遊園を散策して、良い店があったらハシゴしたかったので、これにてごちそうさま。
蕎麦の創作料理なんかも結構あったので、また機会があれば来たいと思います。