予約必須の名店!溝の口「魚~ずまん(うおーずまん)」で、地酒と魚串で贅沢な一杯。
かとりやで立ち飲みをして、溝の口西口商店街のはずれて、いつも混んでいて入れない「魚~ずまん(うおーずまん)」へ。
うおーずまんって。。
たしかにインパクトあるお店の名前です。
しかし、キン肉マンのキャラクターの名前みたいで、なんかふざけているので、大して美味しくないだろうと思っていたのですが、ここは最高。一度行ってからファンになり、何度も入ろうとしているのですが、なかなか入れないお店です。
溝の口の居酒屋の中でも、予約しないとなかなか入れない居酒屋なのです。
かとりやに続き、今回はラッキーなことに、魚~ずまんにも入れたので、感想を書いてみたいと思います。
魚~ずまんは西口商店街から線路と反対側に逸れた通りにあります。
田園都市線 溝の口駅から徒歩2分くらいでしょうか。
飲んですぐに帰るのにも最適です。
17時過ぎ、ひとりで訪問すると、19時までという時間制限付きであれば、ということで入ることが出来ました。独り飲みで2時間も飲んでいたら、おそらく潰れてしまうので全く問題なし!
何回か来店したのですが、たいてい予約が入っているので、時間制限を最初に言われることが多いです。
お店に入ると、十四代や而今などの銘酒の一升瓶が並びます。
カウンター席は、奥行きがきちんとあり、つまみを何品か頼んでも置きやすく食べやすい。良く出来ています。
先客は一組だけでしたが、すでに全席予約みたいでした。
競争率高すぎです。
店員さんは若い方が多いですが、みなさんきちんとされている店員さんで気持ちよくオーダーできます。僕のようなひとり客でも非常に飲みやすいです。
地酒は、その日によって異なるようですが、僕の好きな醸し人九平次や小左衛門といった銘柄はたいてい置いてあります。
今回は醸し人九平次を一杯。
升から溢れるくらいまで、なみなみと注いでくれて、お値段は780円。(たしか)
じっくり味わうには十分な量です。
しかもどの地酒も一律料金。
最近、とにかく安く飲むことに気をとらわれ過ぎて、缶チューハイ片手に歩き飲みなんてしていたものだから、すごく贅沢に感じます。
お通しは焼きトウモロコシ。
醤油バターで焼いてあり、お祭りのトウモロコシのよう。
魚~ずまんのお通しは3品の中から選ぶことが出来て、季節によって違います。
冷蔵庫の中の残り物のようなお通しを出すお店も多い中、魚~ずまんのお通しは、きちんと一品としての価値があるので、お通しいらない派の僕でも納得できるのです。
ちなみにこの日の他の2品は、じゃがいもの冷製スープと枝豆でした。
季節を感じさせる料理って良いですよね。
つまみは魚串の5本盛り合わせを。
刺身もいきたいところですが、この日は控えめに。
この盛り合わせはすごくお得で、1,100円で18種類くらいある、魚介や野菜などの串焼きを5本選べるのです。
僕が選んだのは、うなぎの肝串、たこのゆずこしょう串、まぐろほほ肉のネギマ串、鮮魚のタルタル串、あんこうの唐揚げ串。
焼き物から揚げ物まで、大満足の5本です。
1. うなぎの肝串
うなぎの肝は言うまでもなく、苦味と濃厚なレバーのような旨味がしっとりと口に広がり、甘口の九平次で流し込むと、きれいさっぱりなくなります。
2. たこのゆずこしょう串
たこのゆずこしょうは、薄く切ったタコを半生のような状態で焼いてあり、ゆずこしょうのピリッとした辛み、タコのくにゅくにゅとした食感が楽しい一品。
3. まぐろのほほ肉ネギマ串
まぐろのほほ肉はしっかりとした、歯ごたえがあるものの、ジューシーな脂を感じさせ、添え付けのワサビを乗せて食べると、上品な焼き鳥のよう。
4. 鮮魚のタルタル串
鮮魚は白身の魚を揚げたものに、タルタルソースをかけたもの。
揚げ物がきつい年齢になってきたのですが、この量だと美味しくいただけます。
5. あんこうの唐揚げ串
あんこうの唐揚げはとにかくジューシー。
脂の乗ったあんこうをさらに油で揚げて、おろしポン酢でさっぱりいただきます。
揚げ物はこの2本くらいがちょうど美味しく食べられる分量です。
刺身も食べようか、日本酒をお替りしようか迷いましたが、美味しくいただける分量でお会計としました。
会計は、日本酒一杯に串焼き盛り合わせで2,000円ちょっと。
地酒を飲んだし、この位でしょう。
お刺身などもリーズナブルで色々楽しめます。
特に刺身の盛り合わせは食べごたえがありそうで、こういう時に独り飲みの選択肢の狭さを感じます。
魚~ずまん、溝の口の中でも超おすすめです。
しかし、いきなり訪問しても、入れないことが多いです。
もし、数人で行く場合は電話予約することをお勧めします。
(というか予約は必須です)