【個人アプリ開発】放し飼いの犬から逃げるゲームを作ってみました。~ 犬に追いかけられて骨折した思い出 ~
先日、11/17にGooglePlayで「わんわんエスケープ」というゲームアプリをリリースしました。放し飼いになっている犬から逃げて、家まで辿り着く、という迷路脱出ゲームです。
子どもにも遊べる、簡単なゲームということで、自分なりには難易度の低いゲームを作ったつもりです。
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iPhoneアプリは、現在審査提出中ですので、近日中にリリースされるかと思います。
内容は、こんな感じのゲームです。
全10ステージ、10種類のわんちゃんとのお戯れを楽しめます。
今まで、人を小馬鹿にしたようなゲームを作ってきましたが、今回は自分なりにメッセージがあります。
ゲームの紹介にあたり、このゲームを作った経緯や背景について、書いてみたいと思います。
犬に追いかけられて骨折をした思い出。
このゲームを紹介するにあたって、ひとつ身の上話をします。
僕は小学校のころ、近所の犬に追いかけられたうえに、高いところからジャンプして取り降り、着地した時に足をひねって骨折したことがあります。
近所には、人が通るとよく吠えるおっかない犬がいました。
道路に面したところで飼われていたので、人が通るたびに首に繋いだチェーンを、引きちぎって襲い掛かってくるのではないか、と思われるほど吠えて威嚇してきました。
チェーンで繋がれているとはいえ、歯と歯ぐきをむき出しにして、チェーンをビンビンに張って、こちらに向かって来ようとする犬に毎回恐怖を覚えたものです。
僕はその犬の前を通る時は、毎回耳を塞いで、小走りで通り過ぎていました。
ある日、ひとりでキン消し(キン肉マン消しゴム)を買った帰り道、遠く後ろの方に、その犬がのそのそと歩いているのです。
「やばい!」と思った僕は、気付かれないように走って逃げようとしました。
すると、犬とちょうど目が合い、僕に気が付いた犬が走ってこちらに向かってくるのです。
全速力で家まで走ります。
家は目の前まで来た時、家の前にはお寺への坂道があって、坂を下って降りるか、ショートカットで、坂のうえから道路の直接飛び降りるか、どちらかの選択を迫られました。
焦っていた僕は、もちろんショートカット一択です。
いつも飛び降りて遊んでいたので、大丈夫だと思っていました。
しかし、焦って全力で走っていたため、かなりの勢いが付いており、着地したと同時に大きく足をねじったのです。
その時、足にすさまじい鈍痛が走りました。
僕はそれ以前にも、鉄棒から落ちて骨折をしていたので、それが骨折の痛みだということはすぐにわかりました。
骨折の痛みは、捻挫とかそういうレベルではありません。
足の内側、身体の内部にドンドンズキズキ響いてくる痛みなのです。
これは骨折経験者であれば、分かると思います。
すぐ家の前だったので、びっこを引いて何とか泣きながら家に入り、母親に骨折した、と伝えました。
当時母親は運転免許を持っていませんでしたが、運よく隣の家のおばちゃんが車を出してくれて、接骨院に連れて行ってもらいました。
病院までの道中は車が少し揺れるたびに、ドンドンズキズキものすごい痛みがやってくるので、「バカ野郎!ゆらすな!痛い!」と叫びまくっていたのを覚えています。
本当にちょっと揺れるだけで、ものすごく痛いのです。
せっかく送ってくれたおばちゃんには、申し訳なかったです。
考えてみると、道路に焦ってダイブしたタイミングで、自動車やバイクが走ってきたら、骨折どころではなかったかもしれません。
犬が怖い人にとっては、じゃれているかどうかなんて関係ない。
噛まれる!と思ってしまう。
僕は大人になって、そんなに犬は苦手ではなくなったのですが、小1の息子がやたらと犬を恐れるようになりました。
散歩している犬がくると、慌てて避けようとして、道路の中央に飛び出すこともしばしば。
一緒にいる時は「慌てるな!」と注意をしているのですが、通学中に犬と出会ったら、大丈夫かな?と心配しています。
自分自身も経験のあるように、犬が怖いと思っている人は、その犬が噛むとか吠えるとか関係なく、とにかくこちらに寄ってくるのが怖いんです。
よく犬の散歩とすれ違うと、寄ってくる犬がいますが、それが怖いんです。
恐らく好きで犬を飼われている方には、これが想像できないのでしょう。
うちの子(犬)は大丈夫、は大間違い。
よく、「うちの子(犬)は噛まないから大丈夫よ」と、チェーンをながーくして散歩している人、道が狭いのに、犬と並行して歩いている人がいます。
犬にも当然道路を歩く権利はありますから、人間様に道をゆずれ、とは思いません。
ただ、それが嫌な人もいるということは念頭に置いておいて欲しいです。
特に、子どもは怖いと慌てて道路に飛び出してしまったりします。
僕のように骨折程度で済めば良いですが、勢い余って交通事故になる可能性だってゼロではありません。
よく電車の中で泣いていたり、騒ぐ子どものことが話題になりますが、僕は犬も同じだと思います。
最近では、犬の糞の片づけなど、犬を飼われている方のマナーも良くなっているようですが、好き嫌いがあるということも理解していただけると、より共存しやすくなるのではないでしょうか。
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僕個人としては、犬に対して苦い思い出もありますが、犬をかわいいと思います。
小学生の頃は、犬から逃げて骨折をしたにも関わらず、犬を飼いたいと親に何度も駄々をこねたりもしました。
このゲームを通じて、犬が苦手な方も、好きな方も楽しめて、犬と人間が共存しやすくなることを考えていただくきっかけになればと思っております。
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わんわんエスケープ ~ 追いかけてくる犬から逃げて!