約20種類のゲーム個人開発を通して、軽度に「下品」または「ののしり言葉がある」ゲームはダウンロードされやすい、ということが分かりました。
最近、犬に追いかけられるというゲームをリリースしたのですが、これが過去最悪なまでにダウンロードされません。
一週間くらい経つのですが、まだ10ダウンロードにも満たない、という自分史上最悪の結果となりました。
・GooglePlay:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.takam0.wanwan
・AppStore
なぜなのか、ここ数日考えたり、自分なりに今までリリースしてきたアプリのダウンロード数と傾向を考察していました。
僕は今まで、軽度に人をおちょくった(ののしり)ようなゲーム、下品なゲームなど、いわゆるジョークゲームをリリースしてきました。
多少ウケ狙いはありますが、そういうところからしか、ゲームの発想が出来なかった、というのは大きな理由です。
個人開発を始めて6年近く、20種類近いゲームを作りました。
今回のゲームが、今のところ不発に終わっていることで、自分の中で、どんなゲームが作りやすくて、ある一定のダウンロード数が見込めるのかがわかった気がします。
(あくまで自分の中での比率です)
僕なりに感じたことを書いてみます。
- 多くの個人開発ゲームは最初はまずダウンロードされないと思った方が傷付かない。
- 軽度に下品または、ののしり言葉のあるゲームは一部の人にダウンロードされやすい。
- ただし、高い評価と有効インストール数を望めない。
- 今後の課題は、有効インストール数。
多くの個人開発ゲームは最初はまずダウンロードされないと思った方が傷付かない。
まず、個人開発でアプリを作り始めて思ったのが、最初は全然ダウンロードされない、ということ。
もちろん、有名で実績のある開発者の方は別です。
僕のように、無名かつあまり技術力がない、開発者の場合です。
僕は個人でアプリを作り始めてから、今年で6年くらい経つのですが、ここ最近思った以上にダウンロードされないことが多くなってきました。
もちろん、面白いゲームはダウンロードされるので、アイデア・企画力が足りない、品質が悪いというのは自覚しています。
ただ、数年前に同じようなアプリを出しても、そこそこダウンロードされたのが、アプリが増えたせいか、思うようにダウンロードされないようにも感じます。
アプリ紹介メディアも、一時期は盛り上がっていましたが、過去に掲載していただいたメディアでも、閉鎖しているところもあり、個人開発社が自分のアプリを盛り上げるのが大変になってきたのかな、と思っています。
軽度に下品または、ののしり言葉のあるゲームは一部の人にダウンロードされやすい。
僕は個人開発者であり、プロのゲーム制作者ではありませんが、ひとつ自分の中で確証できることがあります。
それは、軽度に下品またはののしり言葉のあるのゲームには、一定の好きな人が確実にいるということです。
下品やののしり言葉と言っても、小学生レベルのものです。
(なるべく、人を傷つけるような内容は、慎んでいるつもりです。)
本気で大人の下ネタや差別用語みたいなものをぶっこんでも、審査に通りません。
(もちろん、作る意味もありません)
僕の作った中で、数少ないですが、数万ダウンロードされているゲームがいくつかあります。
そのゲームの内容は以下の2点。
- ババアが社会的なルールを無視して割り込んでくる、それを阻止するようなゲーム。(ののしり系)
- う〇ちを我慢してトイレまでたどり着くゲーム。(下品系)
具体的には以下のゲームです。
1. エレベーターババア!|階段使えや!
・AppStore:
・GooglePlay:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.takam0.elevatorbba&hl=ja
2. THE我慢GO
THE我慢という、トイレ我慢ゲームをリリースしているのですが、アイコン広告を貼っていたところ、GooglePlayからは削除されてしまったので、こちらを紹介しておきます。
・AppStore:
・GooglePlay:
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.takam0.gamango&hl=ja
これらのアプリは、味をしめてシリーズ化して、ゲーム性を変えて作っています。
とっかかりとしては、ダウンロードされやすいので、シリーズ化したアプリは一定のダウンロード数が出てきます。
ただし、高い評価と有効インストール数を望めない。
個人開発者の方のツイートをみていると、低評価に対して落ち込んでいたり、心無いレビューに対して憤りを感じている方が多いように感じます。
下品なゲームや、ののしり系のゲームは、一部で称賛してくださる方もいますが、その反面、低評価も付きやすいです。
因果応報をいうことでしょうか。
単純にクラッシュしたりもするので、品質が良くないという部分もありますが、それなりに悪口に近いレビューも載ってきます。
大してレビューの数もないし、最初からジョークゲームと割り切って作っているので、あまり気にならないのですが、高評価なアプリは検索で上位表示されるということなので、少し気になっています。
ただ、GooglePlayで「ばばあ」で検索すると、僕のアプリがほとんど上位表示されているので、いまのところ、低評価でも特に困るということはありません。
これが、ゲーム性によるものなのですが、有効インストール数が極端に少ないのです。
ざっくりいうと、総ダウンロード50,000に対して、有効インストール数が1,500。
約3パーセントです。
ほとんどの人が、ダウンロードしてちょっとやって、アンインストールしているということです。
これが、唯一ちょっと悲しい点です。
今後の課題は、有効インストール数。
これは個人的な話ですが、有効インストール数をいかに大きくするか、が今後の課題です。
僕はすぐに作れることから、連打系のゲームをよく作るのですが、こういうのは、アンインストール率が極端に高いです。
その反面、ちょっとした迷路や謎解きを入れると、アンインストール率は驚くほど低くなります。
結果、一番大切な広告収益も見込めるわけです。
ちょっと手間はかかるけど、下品かつ長く楽しめるゲームづくりを来年の豊富にしたいと思います。
とはいえ、今考えているのは、カジュアルな筋肉ゲームです。
筋肉ゲームも裏切らない、と聞きますので、チャレンジしてみたいと思います。
もし、ゲーム作りのネタに悩む方がいらっしゃいましたら、是非参考にしてみてください。(作るか作らないかは個人のポリシーのよります)
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