坊主歴3年。妻の反対にも屈しなかった僕が坊主をやめようかと思った瞬間。
先日、幼稚園のサツマイモ堀りのイベントに参加したところ、参加していたお父さんは自分だけという状況下で、幼稚園児に「ハゲハゲだ!」と一斉に笑われました。
「な、なんだと!」とおどけるとさらに園児たちはきゃっきゃとはしゃいで大盛り上がり。初めて参加した参観日で掴みはOKみたいな感じでいました。
しかし、息子は一人他の園児たちに向けて「そんなひどいこと言っちゃだめだよ!」とかばってくれました。
幼稚園児の言う事なので、ハゲと言う言葉自体には髪の毛ほども感情を揺さぶられることはなかったのですが、その瞬間僕がハゲハゲな事で息子が嫌な思いをしたら嫌だな、ということは考えました。
おどけていた僕は真面目な顔に戻りました。
以前から妻には、髪の毛短すぎ!少しでも伸ばしたら良いのに、ということを言われています。
本当は坊主ではいて欲しくないというのはひしひしと事あるごとに感じます。
以下の記事に書いたのですが、坊主にするのには様々な葛藤がありました。
坊主にする、というと罰ゲームか謝罪に使われるほど、本来一般的にはあまり好ましく使われない髪型です。髪型と言って良いのかどうか。
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坊主にするには勇気もいりました。
何故妻の反対に屈せず、僕が髪を伸ばさないかというと坊主を定着させたこの3年間がすべて無駄になってしまうように思うからです。
坊主頭の人ではなかった僕が坊主頭の人として認知されるまでにかかった時間、自分自身が坊主頭の人として違和感なく暮らせるまでにかかった時間、それがこの3年間だったのです
管理も楽です。
ちょっと伸びたな、と思ったらすぐに刈れるし、金もかかりません。
良いことづくめなのに今更やめられっかよ!と反対されるたびに思ってました。
そこで、先日の幼稚園児たちに言われた「ハゲハゲ」。
子供のいじめって「着ている服が汚い=貧乏」とか本人に直接関係のない家庭のことなどを平気で突いてきます。
お前の父ちゃんハゲ頭!ということで息子が嫌な思いをしたらどうしよう。
娘もいることですし、父親の自分の見た目が原因で迷惑をかけたらどうしよう。
そんな思いがサツマイモを掘っている僕の頭をぐるぐると回っていました。
これから少しでも髪を伸ばした方が良いのだろうか。
揺らがなかった僕の3年間。
この時、初めて坊主頭をやめようかということを考えました。
幼稚園の先生が可愛いとのことで、ノコノコと出て行った僕にとっては、重いお土産を持って帰ってくることとなりました。
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