GW溝の口で軽くハシゴ酒。酒場おおつか⇒大衆酒場ただいま⇒シメの町中華 盛華楼
今年もGWが始まりました。ということで、明るい時間帯から酒を飲みにやってきました。
やってきたのは溝の口。
通勤で使っている駅なのですが、ここ最近は町田方面にばかり飲みに行っていたので、ひさびさです。
溝の口はここ最近、店の出入りが激しく、ちょっと飲みに行かない間に、新しい店が出来、昔からあった店がなくなっていたりします。
僕は普段は溝ノ口では最大手の居酒屋たまい系列店で飲むことが多いのですが、今回は以前からちょっとだけ気になっていたお店を訪問してみました。
1軒目 酒場 おおつか
前から気になっていた、大山街道沿いの焼き鳥のお店「酒場おおつか」へ初訪問です。
駅から少し離れて、車の目には付きますが、歩いている人の目には付かない場所なので、結構穴場です。
大山街道は歩行者が歩ける幅が少ないので、酔っぱらって道路に飛び出さないように注意が必要です。車通りも結構多いです。
午後5時くらいに着いたら、店はガラガラ。
さすがに先客が誰もいない状況はかなり入りづらい。。
カウンター席のみで、一番入口の端っこの方に座ると、もっと真ん中の方でも良いよ、とご主人に声を掛けられましたが、長居しないので、端っこで良いのです。
僕は隅っこの方でひっそりと会話もせず、自分に向き合いながら飲むのが好きなんです。
メニューは焼き鳥が中心で、一串ほとんどが100円なので、かなりリーズナブルです。
溝の口界隈は焼き鳥の安い店がかなり多いので、この位の価格設定でないと厳しいのかもしれません。
一品料理も300円くらいまでなので、センベロ必至のお店です。
まずは、レモンサワー。
ホッピーを頼もうかと思ったのですが、氷なしの三冷ホッピーなので、中身(お替り焼酎)の追加が出来ないそうなので、ホッピーはやめました。
三冷ホッピーも良いけど、やっぱり中身を追加しながら、ケチ臭く飲むのが好きなんです。
ネギマ、ササミ、シロ、カシラの4本を全部塩で。
辛味噌と辛子を付けて食べます。
なんとなく、かとりやさんに雰囲気が似てます。
煮込みは、完全にモツだけ。
大根とか人参とか一切入ってません。(たまたまだったらすいません。)
塩ベースのシンプルな味付けで、モツの臭みがほんのりします。
居酒屋で持つ煮込み食ってる、って感じです。
特筆すべき特徴はないのですが、シンプルなモツ煮込みです。
300円とリーズナブルなせいか、ちょっとボリューム感はないかな、という感想を持ちました。
レモンサワーをお替りして、お会計。
1,000円ちょっとで楽しめました。
もう一回行こうかな、と言う感じでもなかったのですが、かなりリーズナブルに焼き鳥を楽しめる、穴場の居酒屋です。
週末に駅周辺が混みあっているので、ちょっと落ち着いて飲みたいな、という方にはおススメです。
2軒目 大衆酒場ただいま
続いてこちらも新規オープンしてからずっと気になっていた、大衆酒場ただいまに初訪問です。総合高津中央病院のすぐ近くで、以前はレトロな感じの喫茶店でした。
元々あった喫茶店には時々行っていました。
数年前に喫茶店が閉店してしまった時は、なんとも言えない気分でしたが、そんな余韻もなきままに新しく出来ていたのが、このただいまです。
本当に溝ノ口は展開が早いです。
2周年か何かで、ハイボールが180円だったので、迷わずオーダー。
このお店はお通しが付きます。
ここ最近、お通しのない安い居酒屋ばかりをハシゴしていたので、お通しが出てくること自体が新鮮に感じます。
個人的にはいらないんですけどね。
僕がお通しをいらないのは、頼んでもいない物でお腹を満たしたくないというのが、本音です。家では出してくれた食事を文句言わずに食べますが、外で食べるなら食べたいものだけを食べたい。
別に座席料は取っていただいても良いので、気になさらずに、というところです。
このお店は串揚げが得意な感じなので、串揚げの5本盛りをオーダー。
海老、豚ヒレネギマ、エリンギバラ、トマトベーコン、オクラチーズの5本です。
どの串も他所では食べたことのないくらい、凝っており美味しかったです。
最近、安い串カツの店に出入りしてましたが、こういう創作串揚げみたいな物もたまには良いですね。心なしか、揚げ方もさっぱりしており、5本食べてももたれない感じがしました。
値段的にも5本盛りはお得です。
チョコバナナが出てきたら、さすがに文句言ってたかも知れませんが。
ツマミは5本盛りのみ、ハイボール2杯でサクッとお会計。
こちらでも1,000円代で飲めました。
溝の口でも串カツのチェーン店は見かけますが、ちょっと落ち着いた雰囲気で、他ではない創作串揚げを食べたい方にはおススメです。
シメの町中華 盛華楼
最後にシメは、溝の口駅南口から徒歩1分の中華食堂「盛華楼」です。
溝の口駅周辺はここ最近、かなり新しいお店が出来ており、古き良き食堂がどんどん少なくなってきています。横浜系ラーメンなどコッテリかつ個性的なラーメン店や中華チェーン店は増えてきましたが、昔ながらの落ち着いた中華食堂は数えるくらいしか残っていません。
そういう意味でも、ここ盛華楼は、溝の口が誇る町中華の老舗なのです。
こういうお店は溝の口から消えないで欲しいものです。
20時くらいに訪問したのですが、お客さんはまばらです。
この時間帯はまだまだみなさん居酒屋で飲んでいる時間帯のようです。
居酒屋の喧騒から離れて、シメのラーメンをすするには落ち着いていて、ちょうど良い雰囲気です。
メニューを見ていて、中華屋さんのカレーライスにもかなり惹かれるものがありましたが、ここは半チャーハン&ラーメンで決まりです。
カレーライス&半ラーメンも魅力的でしたが、シメはラーメン優先ということで。
待つこと5分程度。
これです!これが町中華のラーメンとチャーハン。
チャーハンは福神漬けが付いているのがうれしい。
チャーハンの塩気に、福神漬けの甘味がアクセントとなり、平凡なチャーハンの味を引き立てます。
特に個性があるチャーハンではありませんが、何も考えずに口に運んで味わえる、こういうチャーハンがシメには最高なのです。
ラーメンは、ナルトの浮いた昔風のラーメンです。
最近ではシナチク、ナルト、チャーシューのオーソドックスなラーメンは、なかなか見かけなくなりました。ラーメンは、どこか個性がないといけない、みたいな風潮があり、毎日食べても飽きない、こういうラーメンを自信を持って提供する店は少なくなってきたのかもしれません。
こちらも特筆すべき点のない、シンプルなラーメンですが、美味い。
酒を飲んだ後の塩気を欲している身体にスープが染みわたります。
やはりシメには背油のない、あっさりラーメンが良いですね。
セットメニューはちょっと多かったかな、と思ったのですが、それでも食べられてしまうのがシンプルな中華ラーメンの魅力です。
チェーン店やこってり系ラーメンが目立つ溝ノ口ですが、盛華楼はシメの一杯には最高な中華食堂です。
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新しいお店と老舗が混在する溝の口、GW中は溝の口で酒場巡りをしてみるのも良いかと思います。
溝の口は昼から飲めますので、あえてレジャーに行かずに、溝の口飲みを楽しんでみてはいかがでしょうか。