溝の口でファミリーハシゴ酒。土間土間～中華の鳳凰閣
ひさびさに家族で電車で出かけた帰り道。
時間はすでに16時を回り、歩き回って疲れたので夕食の支度をするのは面倒。
どこかで食べて帰りたいねということで、我がホームグラウンドの溝の口で、子ども連れでくつろげる店ということで、僕から家族へ居酒屋の提案をしました。
居酒屋というと、酔っ払い、タバコの煙、など子どもにとってマイナスなイメージがかなりあります。
僕自身も居酒屋に子どもを連れていくのは抵抗がありますが、時間帯と場所を選べば、騒いでも大丈夫だし、意外といけるんじゃないか？
ということで、家族で居酒屋に初めて行ってきました。
居酒屋という大人の悪い部分も垣間見える場所に、子どもを連れて行くということで、以下の条件で探しました。
家族で行ける居酒屋の条件
- 個室で分煙(または禁煙)
- 酔っ払いの数(先客)が少ない。
- 子どもでもある程度楽しめるメニューがある。
- 靴を脱げる。
1と3と4の条件はチェーン店などであれば、比較的クリアできます。
2の条件は時間が早いことと、飲兵衛にはそこまで人気のない店。
(お店には失礼ですが、溝の口では人気のある居酒屋は17時には満席で、酔っ払いの声がうるさくなるので、子どもを連れていきたくない。)
土間土間 溝の口2号店
ということで、パッと見つけた土間土間へ。
時間は17時きっかり。
一応入る前に、ひとりでお店に行き、個室があるのかと、店の雰囲気を確認。
個室もあるし、ガラガラだったので迷わず席を確保です。
子どもを連れて居酒屋へ来たのは初めて。
掘りごたつでどう座って良いのか分からない様子ですが、靴を脱げるのでかなり喜んでいました。
まずはホッピー。
業務用ホッピーでないのが残念ですが、歩き回ってひさびさに飲むホッピーは美味い。
最近ずっと外で独りで飲んでいたので、目の前に知っている人がいるのが新鮮です。
しゃきしゃき長芋わさび風味漬け(390円)。
値段に対して、ちょっと量が少ないですが、ちょうど良いです。
普段、激安の居酒屋で飲んでいるので、ツマミが300円以上だと高く感じてしまうのは、悪い癖です。
でも、疲れている時にはピリッと辛くてさっぱりしていて、食べやすい。
こちらは、子ども用に頼んだ、もちもちチーズもち(390円)。
せっかく頼んだのに、子どもたちは、おかしのまちおかで買った駄菓子をむさぼり食っています。芋の甘さにチーズのしょっぱさがマッチして、甘くないお酒に合います。
生ビールが半額セールだったのに気が付いて、慌てて頼みます。
一杯100円代だったのでかなりの安さです。
チェーン店の良いところは、セールをやってくれるので、その時によっては安く飲めるところです。
肉フェアをやっており、肉メニューが半額だったので、いつもなら口にしないメニューを頼みます。
ローストビーフとウニの寿司、桜肉とウニの寿司。
いずれも2貫で170円程度。
いずでもビックリするほど少量のお寿司ですが、ツマミに食べるにはちょうど良いです。最近ウニと肉を合わせるメニューが流行っているようですが、個人的にはウニの香りがかなり強く、肉の香りが負けてしまっているように感じました。
別に一緒にしなくも良いのかな、と思います。
続いても肉フェアで半額となっていた、骨付き辛みチキン。
これは辛みの利いたスパイスに甘辛いソースがかかっています。
表面はパリパリに揚げてあり、甘辛のソースとピリ辛のスパイスがマッチして美味い！
これが頼んだメニューの中で一番美味かった。
ビールによく合います。
他にガーリックライスも半額だったので、子どもたち用に頼みます。
でも、あまり子どもやたちは食べませんでした。
ちょっと時間が早かったこともあり、やはり飲兵衛のちょっとずつ早い時間からの飲み食いの時間に合わせるには無理があったようです。
反省です。
子どもたちは、ほとんどお菓子を食べていて、大人が軽く飲んだ程度でした。
しかし、個室で靴を脱いでくつろげるし、大きな声で騒いでも、居酒屋だと大人の方がうるさいので気兼ねなく飲めるのはメリットです。
酔っ払いたちが飲んでいる席には、同席させたくないので、早めの時間でさくっと切り上げて正解でした。4人で飲み食いして4,000円程度。
飲み始めるには早い時間ではないのですが、夕食を食べるには早い時間帯だったので、僕が一人で飲み食いしたようなものでした。
中華料理の鳳凰閣
家族の腹が全然満たされていないので、食事の出来るところへ移動します。
妻が以前から駅前で気になっていたという、溝の口南口駅前の中華「鳳凰閣」。
初めての訪問です。パーティーかなにかをやっているようで、奥の席は貸し切りでした。ここでも空いている個室に通されます。
まずは、ハイボール。
妻が「は？！まだ飲むの？」という感じに、首をかしげて呆れた顔しているのを確認しましたが、見てない振りを決め込みます。
つまみにピータンを頼みます。
よく噛むと鼻から抜けるアンモニア臭のような香りには、独特の癖があります。
好きな人は好きなのだと思うのですが、僕には少し合わないようです。
合わないのが分かっているのですが、いつかその香りが病みつきになるのかと思って、中華というと毎回頼んでしまいます。
ピータンはの香りには紹興酒ですね。
妻子の腹を満たすためにラーメンを頼みます。
家族で飲みにいくと、ちょっとだけもらってシメのラーメンに出来るので、ほどよく小腹を満たすことが出来ます。
ラーメンは可もなく不可もなく、という感じです。
シメのラーメンは下手に凝ったものより、こういう感じの醤油ラーメンがしっくりきます。
さすがに一杯のラーメンで家族4人では寂しいので、担々麺も追加。
こちらも可もなく不可もなく、というかお酒を飲んで酔った状態で「ふむふむ、このラーメンは、、」なんて味の評価するやつはラーメン食べる資格ありません。
酔っ払いは出されたものを文句言わずに食べるのです。
ほどよく腹を満たし、満足です。
家族を連れ回してしまったので、ここは僕が払います。
メニューを見ていると、鳳凰閣はコースメニューがかなり安く、今度は家族でコースメニューを楽しみに来てみても良いかな、と思いました。
ファミリーハシゴ酒をしてみて。
最後に、今回のファミリーハシゴ酒をしてみて、居酒屋でも個室であれば、子どもが騒いでも周りの目を気にせず飲める、ということに気が付きました。
居酒屋は普通のレストランなどと違い、ある程度うるささは許容される場所なので、子ども連れにとってみても、分煙などがきちんとされていれば、楽しみやすいと思います。
ただ僕自身、酔っ払いが子どもの頃すごく怖くて、顔の赤いおやじに「僕、可愛いねえ」なんて話しかけられて、ぞっとしたのを今になっても覚えているくらいです。
ですので、なるべく酔っ払いには合わせたくない、という意味だと、やっぱりファミレスが無難なのかな、と思いました。
チェーン店は、ファミリーの囲い込みも熱心で、キッズメニューを用意している居酒屋もあります。今回行った土間土間にはキッズメニューはありませんでしたが、時間帯とキッズメニューのある店であれば、もう少し楽しめるのかな、と思います。
溝の口のファミレスは結構混んでますので、選択肢として居酒屋も悪くはないかと思います。
