たかもブログ

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実際にやってみて分かったギャンブルと株の差

 

株をやっている、という程のものではありませんが、ここ2年くらい少額で株の売買をしています。結果はそこそこ負けています。
今年に入ってからの日経平均の乱降下で、売ることも買う余力もなく、塩漬け状態になっています。

そもそも僕は黙って貯金しているくらいなら何かお金を役立てないと意味がない、という思考の持ち主で、最近でこそやりませんが、ギャンブルも好きで昔はパチンコやスロットをかなりやってました。

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やっていない人からみると株もギャンブルも同じで、負ける可能性があるものであればやめておいた方が良い、貯金をするのが一番堅実だ、ということを言われます。

確かに株もギャンブルもやらなければ負けることはありません。

最近では投資をするべきだ、お金は眠らせておかずに株や不動産で働いて貰わないと、と煽りまくる書籍や雑誌が増えています。ギャンブルは悪だけど投資はすべきだ、と。

投資とギャンブルとは全然違う、と投資をやっている方は言われます。
しかし、どうでしょう。

少なからず実際にやってみると株もギャンブルと似ている部分があります。これは投資との関わり方にもよるとは思いますが、お金持っている方が、多くの投資をして配当金をもらうのと、個人の限られた運用資金を大きく増やす場合では大きく異なります。

後者ではギャンブル的な要素がかなり増えてきます。
では、パチンコなどのギャンブルと株式投資の差はなんでしょうか。
実際に両方やってみて感じたことを書いてみます。

 

先が見えないという点ではギャンブルと同じ。

株は企業の業績や今後の展望などから企業を選んで株を買います。
未来の経済のことは誰にも分かりません。

今年に入って日経平均は乱降下を続けています。これを書いている6/14もやばい位に株価が下がっています。僕の塩漬け株もまだ下がるか?!ってほどに下がっています。

それでもうまく儲けている方はいらっしゃると思うのですが、企業からいつどんな発表があるかなどは個人レベルでは正確に予測が付きません。

もちろん事前に情報収集をきちんとして、これだ!というタイミング買って売ってみたいなことを出来る方は勝っているのだと思います。
ギャンブルにもある程度情報収集と予測というものが必要になります。その予測が毎回当たればギャンブルも勝てますが、完璧には予測することは不可能です。

予測付かないことに出費するという点では、根本はギャンブルと同じだな、と感じました。

 

ギャンブルには未来がないが株価には未来がある。

パチンコなどのギャンブルは負けたらそこでおしまいです。
もちろん次に取り戻せるかも知れないし、その可能性はゼロではありません。
ただ、それがギャンブルの怖いところで、次がないのに次を信じて突き進んでしまうととんでもないことになります。

株の場合は、倒産や上場取り消しで紙屑となるリスクはもちろんありますが、下がっても持っていれば、企業からサプライズのIRなんかが出ると、少なくともプラマイゼロかプラスのチャンスはあります。

今は負けているけど、ナンピンをかけて待っていれば戻せる可能性はギャンブルよりはるかにあると思います。もちろん企業選びは大切ですが、僕の場合は、損切りしようかな、と思ってもナンピンかけて少なくともプラマイゼロに戻せるくらいまでにはなりました。

これは株をギャンブルの大きな差だと僕は思います。

 

株は長い目でみる力がない人はむいていない。

デイトレで20万から億を作ったなんて話を聞きますが、ほんの一握りの人だと思います。実際に僕もやってみましたが、仕事している以上デイトレやってる時間ないですし、普通に勤めている人であれば買ってしばらく様子みるというのが普通ではないでしょうか?

ギャンブルは即金性があり、その場で買った負けたが分かり現金化できます。

しかし、株は売れても出勤できるようになるまでタイムラグがありますし、勝って負けたもすぐには分かりません。待ち続ければ何年後かに勝つことになるかもしれません。

ギャンブルは短期なのに比べて、株は長期的視野がないと出来ないな、と思いました。

 

株は経済の勉強になるが、ギャンブルは娯楽でしかない。

僕はテーマ株を話題性に流されて買ってしまうことがあるのですが、今どんな技術が世の中の注目を集めているのかを知ることは、勉強になります。

自分の興味あるIT分野であれば、企業から注目を浴びている技術(例えばフィンテックやAIなど)を把握することで、実際の業務や提案なんかに役に立つことがあるように思います。(まだ実際にはないですが。)

ギャンブルはというと、娯楽以上のものはありません。
本来楽しむものですので、それ以上の価値を求めてもしょうがないのですが、これが投資との差なのかな、と思います。

でも実際にパチンコメーカーの仕事なんかをやるようになってから、パチンコをやっていて担当者の方の話がスムーズに分かるし、ギャンブラーの心情を考慮した提案なんてことも出来ているので、僕にとってはあながち無駄ではなかったな、と今となっては思っています。

 

株もギャンブルも中毒性はある。

パチンコ依存症という言葉がありますが、株も同じではないかと思います。
相場は平日ですから、仕事中に株価が気になって気になってしょうがない、トイレの個室で株価を四六時中チェックしているという方もいらっしゃると思います。

これを中毒と言わずなんというのか。

個人的にはお金がかかっている以上気になるのは人間の本質。
本来日中にやるべきことがあるのに、気になって手が付かない状態は中毒症状と変わらないです。人に依るとは思いますが、少なくとも僕にとっては気になってしまうという点では共通しているかと思いました。

ただ、不思議なことに酷い塩漬けになるとあまり気にならなくなりました。
良いんだか悪いんだか分かりませんが。。

 

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いずれにしても余剰資金で。

過去ギャンブルは相当負けました。 株もトータルでみると負けています。
負けると焦りますし、四六時中そのことで落ち込んだり浮かれたりします。

貯金はしっかりしつつ余剰資金で負けても良いや、くらいじゃないと精神的に持ちません。少なくとも僕にとってみると、株の上がり下がりを気にしすぎると精神衛生上よくありません。負けたとしても株を売って手放したらすっきりした記憶があるので、どれだけストレスだったんだ、と思ったこともあります。

ほどほどにってことです。

 

総合的にみて自分の性格では投資やギャンブルは向いていなくて、コツコツアプリ作ってお金を貯めるのが向いているのだな、と思う今日この頃です。

 

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