自由ヶ丘梯子酒二軒目「かとりや」
鰻のほさかやを出て斜め向かいにある「かとりや」へ。
ここは溝の口、武蔵新城でもお世話になっている自分の中では名店。
17時少し過ぎに訪問したのだが、すでにほぼ満席。
ここの店の特徴としてとにかく人を詰め込む。
満席時には物理的にかなり座るのがかなり難しいほど椅子をぎっちり詰め込んでいるので、かなり狭い。これは無理だろ、と思って椅子をひとつ外すとすかさず「椅子外さないで詰めてねえ!」とすかさず突っ込みが入る。
それでもみんなぎゅうぎゅう詰めの中で汗かきながら飲んでいた。
まずはチューハイ。
レモンサワーを頼もうかとも思ったが、生レモンサワーであれば良いのだが、レモン風の液体を入れたサワーは不味いので、最近はチューハイにしている。
ここのお通しもサービスで、キャベツの漬物。
お通しはこのくらい質素でさっぱりと邪魔にならないものがベストだと思う。
定番の冷やしトマトだが、オリーブオイルと胡椒がかかっている。
この店の女性店員の方のアイデアなのだろうか。
「あいよ!」という返事の良い女性店員でなかなか気持ち良い感じの店員さんだ。
しかし、店員さんをよく見ると現在改装中の武蔵新城店の店員さんらしき人も混じっている。
改装中はこちらで働いているのか。
焼き鳥はこんな感じで目の前で焼く。
焼いているのをぼーっと見ながら飲むのがまた美味い。
ねぎ間とシロのたれ。
ここはたれが美味い。どの店も変わらずたれの味は同じだ。
甘辛でねっとりとしていてシロによくあう。
辛子と特性の辛味噌もまた美味い。
暑さでふらふらしていたが、鰻と焼き鳥のおかげで復活の兆しが見えてきたので冷酒に切り替える。暑い日はやっぱり冷酒だ!
ガツを酢味噌で和えたかとりや漬け。
酸っくてコリコリとした歯ごたえがたまらない。
食欲のなくなる夏には最適だ。日本酒の甘さと酢味噌の組み合わせがまた良い。
かとりやと言えばシロネギ。
シロを焼いたのに、ねぎと生姜をどっさり乗せて醤油をかけたもの。
これがさっぱりしていて、おそらくかとりやでも上位人気なのではないだろうか。
この日は飲んでいる間もどんどんお客は来て、その都度椅子を移動して奥に奥に詰められた。
最終的には一番壁際まで来てお会計。
客層はかなり年配の方が多く、隣のじいさんはアルコールが飲めないのに来ていた。
(ノンアルコールビールだったのでおそらく。)
トマトには何もかけないでくれ!と言っていた割には大量に醤油をかけて食べていた。
減塩しているというわけではないらしい。
狭いという以外はまったく文句のない店ではあるが、食事中に席をずらしたりということが頻繁にあるので、ゆっくり飲みたいという方やグループには合わないだろう。