町田でせんべろ昼飲みハシゴ酒。町田は昼と夜の区別がつかない程の昼飲みの聖地と化していた。
GWに久々に町田を訪れたら昼飲みの聖地と化していたので、せんべろ昼飲みハシゴ酒と称して飲み歩いてきました。
僕は町田には愛着があり、学生時代、社会人になってからも以前はちょくちょく訪れては服を買ったり、ギャンブルしたり、とよく遊んでいた街です。
結婚してからは、わざわざ電車で行かないといけないこともあり、近場である溝の口を中心に飲んでいたのですが、様変わりした町田に心を打たれて再訪しました。
最近昼から飲める店は増えていますが、町田はむしろ夕方5時まで空いてない居酒屋の方が少ないのではないかと思うくらい昼飲みの街を化していました。
その全貌とまでは行きませんが、僕がふらふらとハシゴ酒してきたレポートです。
- 1軒目 晩杯屋 町田店 これ以上はないほどの激安立ち飲み!
- 2軒目 ちょい串でセンベロ「串揚げざんまい中中」
- この街は昼なのか夜なのか?
- 3軒目 そのままの「立ち呑み屋」
- 4軒目 上質な焼きトン「焼きトンやまと屋」
- 5軒目 シメの北海道味噌ラーメン「ラーメンおやじ」
1軒目 晩杯屋 町田店 これ以上はないほどの激安立ち飲み!
以前町田の昼飲みもなかなか熱いな、と思ったきっかけがこの立ち飲み屋「晩杯屋(バイパイヤ)」です。むしろわざわざ町田に電車出来てまでしてセンベロしようと思ったきっかけの店でもあります。
ネットで調べたら都内を中心としたチェーン店のようです。
最初の1軒はこの店と決めてきたので、小田急町田駅の北口から出て直行です。
多少フライング気味でのれんが出る前に入ってしまいましたが、煙草を吸って休憩していた店員さんは快く迎え入れてくれました。
(その後、すぐにのれんが出たので絶妙なタイミングだったのかもしれません。)
まずは、ホッピー白。
昼ごはんを食べる家族を横に自分だけ食べずに我慢した後のこの一杯。
このお店のつまみは殆どが100円台です。
なすしょうが(130円)、ちくわの磯部揚げ(130円)、煮込み(130円)を頼みます。
最初の一軒目なので、胃にもたれない物を頼みます。
なすしょうがはさっぱりとしつつ、水分を含んでいるので空腹を調整するのに最適です。
ちくわの磯部揚げは130円なのにこのサイズ。
たっぷりと青のりがついており、塩をふってかぶりつく。
創作料理も良いけど、センベロはこういう外れのないメニューを安く提供してくれるお店に限ります。
煮込みは少し量は少な目です。
多少モツの臭みを感じるよくある家庭風の煮込みです。
最高だとは思いませんが、よくある煮込みってやつです。こういうので上等です。
ホッピーは中身をお替りして、飲んで食べて全部で980円でした。
1,000円行かずに結構満足できました。
コストパフォーマンスは最高によい立ち飲み屋です。
2軒目 ちょい串でセンベロ「串揚げざんまい中中」
晩杯屋を出て昼の日差しが容赦なく照り付ける中、線路を渡って南口方面へ移動します。飲食店が集まる飲み屋街のような一角で、のれんの出ている店を発見。
串揚げざんまい中中です。
こちらはハッピーアワーで200円でハイボールが飲めます。
日が暮れてしまうので迷いなく入ります。
すでにカップルや一人客がカウンターで飲んでいます。
揚げ物にはハイボールということで、ここではハイボールをオーダー。
家で飲むハイボールは濃くないとダメなのですが、店で飲むハイボールは濃さが微妙でも美味い。やはり酒は飲む場所の雰囲気も味を左右する不思議な飲み物です。
揚げ物は赤ウインナー、キス、豚バラの3本です。
最近揚げ物が胃にずっしりとくるようになってきたので、後半戦に備えて量は控えめです。ここは関西風のよくある二度付け禁止のソースではなく、普通にテーブルに置いてあるウスターソースをかけて食べるタイプです。
赤ウインナーのプリッとした歯ごたえと懐かしい味、豚バラのジューシーな肉汁とネギのシャキシャキ感、キスのホクホクとした歯触りと白身魚のあっさりとした旨味。
串揚げは3本くらいがちょうどゆとりを持って楽しめるな、と実感しました。
ハイボールがよく合う。
ハイボール2杯と串揚げ3本で842円でした。
この街は昼なのか夜なのか?
串揚げ屋を出て、次の店を探すべく飲み屋街の一角を歩いていると、昼キャバのお姉さんが呼び込みをしています。
この日は町田を色々歩いたのですが、昼キャバの呼び込みが元気なイメージが強く残りました。大抵は夜になるとドレスを着たお姉さんと黒服の方が呼び込みをしているのですが、町田ではまっ昼間から呼び込みをしているのです。
僕も声をかけられましたが、家族連れやカップルなどがショッピングなどで行き来する中、普通にキャバ嬢がうろちょろしているのは不思議な光景でした。
ちょっと行かない間に町田も昼だか夜だか区別のつかない街になってきたもんだ、と感じました。僕にとってはそれが面白いのですが。
3軒目 そのままの「立ち呑み屋」
昼キャバのお姉さんを横目に次の店を探します。
立ち呑み屋という、そのまんまの店名のお店にのれんがかかっていたので入ります。
その隣の居酒屋もすでに開店しているようでしたが、あえて客ゼロのこちらに入ります。町田は本当にそこらじゅうの居酒屋が昼から営業していて昼飲みには困りません。
ここでもハイボールです。気持ちの問題ですが、ハイボールの方が酔い方がすっきりしているように感じ、長期戦の場合はハイボールを飲むようにしています。
(意味があるかどうかは不明です。)
さっき揚げ物を食べたので、この日初の焼き物です。
豚串のシロとハツを頼みます。
正直な感想としてはシロの臭みが凄くて、出てきた時から匂いを放っていました。
下処理が足りないのか、素材そのものの問題なのか分かりませんが、お世辞にも美味い!とは言い難い感じです。
ハツは普通に美味しかったです。辛子味噌のようなものを付けていただきます。
表の暖簾におでんと書いてあったので、おでんも頼みました。
ちくわと大根。これもうーーん。。
ちょっとしょっぱいのと、コクがないというかなんというか。。
ハイボール2杯とつまみで1,180円。
他のメニューを食べてないので分かりませんが、もしかしたらおススメの料理があったのかも知れませんね。
居酒屋は出会いなので、ハシゴしていけば自分に合わない店があっても文句は言いっこなしです。
4軒目 上質な焼きトン「焼きトンやまと屋」
富士蕎麦がやっている富士酒場が町田店でやっているとの情報を掴んでいたので、行ってみたのですが、どうやらやっていないように見えたので、北口に戻りつつお店を探します。
そこで見つけたのが焼きトンの居酒屋「やまと屋」。
すでに満席近かったので、人気店だと思い入ってみました。
ちょうど一人飲みの方と同時に入り、カウンターが満席だったので、テーブル席で相席です。
やっぱり焼きトンにはホッピーでしょ、ということでホッピーシロをオーダー。
ジョッキではなくキンミヤ焼酎のグラスで出てくところが通ですね。
最近、家飲みでジョッキに飽きてきて、キンミヤグラスを購入しようかと思っていました。
シロとレバーとハツの3本。
すべてお店のおススメで焼いて貰いました。
シロは甘辛いタレで臭みなど全くなく、ハツは塩であっさりとぷりぷり、レバーはレバテキのような感覚でいただきます。
ごま油とニンニクで食べるのですが、ごま油の香ばしさがレバーの甘味を引き立ててくれます。そとはカリッと焼き上がり、中は半生のようにぷりぷりの食感。
この店は当たりです。
焼き物はたれか塩どちらか聞かれると、すべてが塩かたれになってしまいますが、こうやって素材に合う焼き方と味付けで出してくれるお店は良いですね。
ホッピーの中をお替り、冷やしトマトと串3本で1,555円。
ちょっと予算オーバーですが、美味しいお店でした。
リピートしたいお店です。
5軒目 シメの北海道味噌ラーメン「ラーメンおやじ」
そろそろ17時を回りそうなので、昼飲みから夜飲みに変わる時間です。
町田はラーメンの激戦区でもあり、せっかく町田まで来たので、最近食べていないシメのラーメンを食べることにしました。焼きトンのやまと屋から徒歩1分くらいのところにある北海道ラーメンの、おやじです。
昔からある有名店で、僕は過去に並んで何回か食べたことがあります。
今回の訪問は10年以上ぶりになります。
オーソドックスに味噌ラーメンを頼みます。
たっぷりの野菜とチャーシューもしっかりと乗ったTHE北海道ラーメンです。
スープは普通の味噌ラーメンよりかなり甘味のあります。
飲んだ後のせいなのか、自分の舌が変わったのか、物凄く甘く感じました。
すでにこの時点酔っぱらっていたので、余計な味語りはしないでおきます。
麺はちぢれた玉子麺。
飲んだ後でもするすると入っていきます。
久しぶりに食べましたが、やっぱり美味い!
味噌ラーメンは、その味の濃さにも関わらず、もたれたりしないので僕の中ではシメのラーメンに向いていると思っています。
飲んで食べて、まだこの明るさ。
17時を回ったので、ここで昼飲み終了です。
誰が見ているわけでもないのに、酔っぱらっていることを恥ずかしく思った僕は深めにキャップをかぶって歩きます。
散策して思ったのは、町田は安くて昼から営業している居酒屋がたくさんあるということ。今回訪問した店はあえて外して、次回も町田の昼飲みを飲み尽くすつもりで、昼飲み開拓をしたいと思います。
町田最高です。