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たかもブログ

溝の口周辺のこと、スマホゲーム開発、Web制作のことなど好きなことを何でも書いています。事実のみです。

大手システム会社から小さいWeb制作会社にエンジニアとして転職するなら覚えておいて欲しいこと。

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僕は新卒で大手のシステム会社に就職し、プログラミング言語のCやVBを中心に使ったシステム開発をしていました。

そこを勉めて5年目でWeb業界に転職し、小さい制作会社を何社か経験しました。
エンジニアとしてではなく、デザイナーを目指していたのですが、プログラムが出来るということで、実際には仕様書を作りプログラミングをしたりとエンジニアの作業ばかりでした。ディレクターになってもプログラムが作れるということで、結局ディレクションしつつプログラミングもやってました。

プログラミングが出来るとどんな肩書であっても、プログラミングを要求されます。
それくらいエンジニアは人材不足なのかもしれません。

最近、身近な人でも大手から小規模の会社へ転職するという方の話を聞きます。

実際にエンジニアの採用面接なんかをやっていても、結構な大手からスキルアップやチャレンジをしたいということで小さな制作会社に応募してくる方もいらっしゃいます。
しかし、入ってみると結構なギャップがあります。
(昨年も知人が1年くらいで勤めて辞めてしまいました。)

大手から小さな会社に転職すると仕事内容も体制もかなり異なります。
僕はなんとか生き残っていますが、ちょっと誤ると転職無双になってしまいます。

今回は事前にちょっと意識しておいた方が良いことを書いてみたいと思います。
エンジニアの方は小さい制作会社に入る前に確認しておいて損はないかと思います。

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大手と同じ給料はまず無理!

まず給料ですが、そこそこの年齢の方が大手で貰っていた給料をそのまま引き継ぐのは難しいと思います。

大手の企業だと、マネージャークラスだと年収600万以上なんていう人もいるそうですが、小さな制作会社ではまず難しいです。

よく~700万とか求人情報に書いてありますが、本当にマックスまで貰っている人がいるのか疑わしく思ってしまいます。

なぜかというと、扱っているシステム開発の予算感が大手の請け負っているそれとは全然違うからです。Web制作系の会社にくるシステム関係の依頼は、大手がやっているようなシステム開発の半分くらいの予算感で依頼がきます。大手の仕事でも代理店などを挟んでいると費用的には直接受けている大手システム会社とは大きく異なります。
(半分以下なんていうのもざらです。)

ですので、それほどエンジニアに対して大きな給与を支給出来ないという現実もあるのです。もちろん会社によって給与の考え方は異なると思います。
ただ、売上ベースでみていくとWebサイトの制作を中心としているような会社だと、厳しいのかなと思います。

どちらかというと、複数案件を進行したり、仕事を取って来れるディレクターとかプロデューサー職の方が給与は高い傾向にあります。

プロマネとかいないから!

よく小さいWeb制作会社に入って、ディレクターとかマネージャーに何かを期待する人いますが、小さい会社でエンジニアが自分含めて2人とか自分一人の会社だと誰も助けてくれません。そもそもディレクターはいてもプロマネとかいないから!

大企業だと課長とかマネージャーみたいな人がいて、直属のチームリーダーに言えないような悩みを相談できたりしました。

しかし、そんな人いない場合が多いです。少なくとも僕の今まで入った制作会社にはいませんでした。

極端なことをいうと、悩みがあったりしても続けるのか辞めるのかみたいな感じです。
(結局、僕はそれでやめたのですが、、)

小さい会社に入ったにも関わらず、管理するプロマネがいないから、みたいなことをブツブツ言っても始まらないので、その点は予め面接で体制を確認するなりしておいた方が入ってから後悔しないと思います。

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自分一人で立ち上げる苦しさとやりがい。

ちょっとマイナスなこと書きましたが、やりがいと言う意味では小さい制作会社の方が大きいと僕は思います。

僕も自分一人でWebサービスの企画から開発やってたことありますが、苦しい反面かなりのやりがいはあります。大手企業での部分的な作業でなく、一人で全てをやり切ってこそ自分がこのシステムを作った!と言い切れると思います。

こういう経験があると、独立とか個人サービスの開発という発想が出てきます。
大手で部分的な作業ばかりやっている時には個人でサービス開発するとかいう発想はありませんでした。

苦しい反面、将来の自分のためにはなるでしょう。

ただ、仕事の丸投げに近いものがありますので、そういうのに対して文句やストレスを過度に感じてしまう人にはちょっと向いてないのかなと思います。

技術の難しさとか誰も分かってくれない。

小さなWeb制作会社のエンジニアは孤独です。

エンジニアだけでなく、そもそもモノづくり自体孤独な作業なのですが、システム開発専門の会社と違って周りはデザイナーとかディレクターとか他の肩書の方ばかり。

この状況はシステム会社とは大きく異なります。

技術的に相談出来ないことはさることながら、技術の難易度に対して誰も理解してくれないのです。例えばアプリ開発をしたことがない場合、Objective-CとかSwiftとか新しい言語の習得をしなくてはなりません。

しかし、その辺の難易度とかかる時間を理解してもらえない。

技術云々よりユーザーのことを考えてとか、企画の方が優先されます。
ある意味それは企画するうえでは正しいのかも知れませんが、作れなければすべてアイデアはアイデアの枠を出ません。

技術的な難易度などに対して理解を示してくれる人がいる会社であれば良いのですが、小さい制作会社だとなかなかそうもいきません。デザイナー中心の会社だったりすると、誰にもまったく理解されません。

テスターとか自分以外できちんと確認してくれる人いないから!

大きなシステムをやっていると品質評価部隊があったり、外部の評価会社に依頼してシステムテストを行います。しかし、予算の少ない案件だとそういう外注費も出ませんし、そもそも社内でシステムのテストを出来る人がいない場合も多いです。

ディレクターなどが何となく動作確認をしてくれますが、そもそもシステムのテストの仕方を分かっていないので、正常系の確認だけしておしまいということもよくあります。

そうするときちんと自分でテストしなければなりません。
これは作った人でないと分からないかも知れませんが、システムの初期って凄いバグが出るんです。エンジニアはとにかくコードを積み上げて最後まで開発を完了させることに

昔いた制作会社で、独りで作ってギリギリ会社の指定した期間に間に合わせて、動作させてみたらバラバラとバグだらけ、ということで社長にこっぴどく皆の前でなじられた悲しい思い出があります。

テストする時間も貰えなかったじゃん、、と思いましたが、言い訳すると怒鳴られそうで「すいません」としか言いようがありませんでした。

精神的にタフでないとやっていけない部分が多い。

独りで相談できる相手がいなくても自分で解決して、黙々と作業を続けていける人でないとメンタル面で結構厳しいです。
実際に仕事内容よりメンタル面で重圧に耐えられずに転職をするような方もいます。

 

大手は大手で組織が大きい分、上司との関係とか人間関係がきつかったりする会社もあります。どちらでもそれなりに厳しい部分があると思いますので、どちらが良いとか悪いとかいうことは言えません。

実際に僕が働いた体験を元に書いてみました。
すべての会社がそうではありませんが、現状こんな感じの会社も多いので、採用面接なんかではきちんと確認しておくと良いと思います。

せっかく入った会社であれば長く続けたいですからね。

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