たかもブログ

お酒、スマホゲーム開発、Web制作のことなど好きなことを何でも書いています。事実のみすべて主観です。

断酒か禁酒日か?酒が好きだから考えたいアルコール依存症と自分のこと。

 

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最近、ジャニーズTOKIOの山口達也さんの件で、アルコール依存症についてピックアップされた記事が目立つようになりました。

僕は、このブログで酒好きで楽しく飲んでいるレポートを掲載していますが、自分がアルコール依存症ではないのか、ということは常に意識しています。 

というか、たいていの酒好きは、アルコール依存症の予備軍だと思います。
(詳しくは記事中のアルコール依存症チェックシートを見てみてください。)

GW中には毎日のように酒を飲み、安酒で久々の重度の二日酔いを体験しました。

それに伴い、最近のニュースで、あまりにもアルコール依存症という言葉が目に飛び込んでくるので、僕自身のお酒との向き合い方について今一度考えみようと思いました。

断酒なのか禁酒日なのか?
お酒との距離の取り方について、自分なりに考えてみたいと思います。

 

酒好きと言われる人の多くは、アルコール依存症なのではないか。

ということで早速、WHO(世界保健機関)スクリーニングシート(アルコール依存症チェック)でチェックしてみました。すると、見事にアルコール依存症が疑われる点数となりました。

すぐに断酒しろ、という結果です。

alcoholic-navi.jp

しかしながら、このチェックのセルフ判断が難しいのは、「お酒を止められなくなった」というのがどの程度なのか。

いつも飲み始めるとついつい飲んじゃう、というのがこのレベルなのかにもよって結果が変わってきます。僕は週末ともなれば結構な量の酒を飲みますが、それでもどこかで止めて、風呂に入って普通に寝ます。ただ、ここまでと思っていた量より飲んでしまうことは多々あるのです。

また、「普通ではおこなえることがおこなえなかった」というのが、どの程度のことなのか?

たとえば、酔っぱらうと細かい作業が難しくなってきます。酔ったうえでのこういったことも入るのか?

ちょっと自分では判断が難しいところです。

ただ、上記の2つで点数が付かなかったとしても、依存症ではなくとも酒量は多いという判定になります。

たいていの酒飲みはスクリーニングシートの危険飲酒に当たると思います。

今回の山口さんの件は、こういった判断の難しさもあり、依存症ではない、という診断を受けたのかも知れません。
目に見えて仕事中に酒飲んだり、飲んで出社していたらやばい!と思いますが、重度の二日酔いは出社しても本当に仕事にならないことが多いです。

僕にも何度か経験あるのですが、気合いで出社しても、ほとんど夕方までトイレにこもりっきりだったということもあります。

怖いのは怪我や他人への迷惑。

二日酔いに関しては、過去にそういうこともありましたが、休肝日を設けるようになってからめっきり減りました。今ではほとんどありません。
手放せなかった胃薬のお世話にもならなくなりました。

ただ、30代後半になってから、酒に酔い過ぎて転倒することが何回かありました。
休肝日を設けるようになってから、酒量が増えたということもあるのかも知れませんが、若い頃にはなかったことです。

いくらふらふらしていても、転倒して怪我をするということはなかったのです。

それが、マンションの植え込みに突っ込んでいったり、思いきり転んだり、そんなことが目立つようになりました。

最初派手に転んだ際は、厄年かと思っていたのですが、そうでもないようです。
今年も実は一度転倒しているのです。 

アルコール依存症も怖いですが、最近僕が酒に対して意識を変えたのがここです。
飲んだうえでの怪我、場合によったら死亡事故にも繋がります。

酒を飲んだうえでの、死亡事故は著名人でもよく聞きます。

いくら休肝日を設けても、怪我するような飲み方をしていたら意味がありません。

 

酒のうえでの迷惑行為は武勇伝にはならない。

20代の頃は、酒を飲んで無茶苦茶していた、なんていう芸能人やロックスターの話を聞くと、酒のうえでの迷惑行為を武勇伝だと感じていました。

実際に、そういった酒を飲んで暴れたり、お店に迷惑をかけて出禁になった話を、武勇伝のように語る傾向はあります。

40代になってまで、そんなことは言ってられません。
冒頭のTOKIOのニュースのように、他人への迷惑行為は犯罪ですので、それなりの処罰を受けることにもなります。

20代は取り返しがつくかも知れませんが、40代ともなると取り返しがつかない、それまでの人生で蓄積してきたものもあるので、失うものも大きかったりします。

休肝日ですら家族や同居者がいないと、なかなか継続できない。

僕は数年前から平日の休肝日を週に3日設けています。

しかし数年経っても、かなり意思の弱い人間なので、なかなか家族の目がないと平日の休肝日を維持するのが難しいです。

今でも家族が帰省したりすると、一日はきちんと休肝日にするのですが、他の一日は飲んでしまうことが多いです。

年に何回かしかないんだから良いよね、と言う感じです。

とにかく酒飲みは、酒を飲む口実というのはいくらでも思いつきます。

  • 今日は商談がうまくいったから。
  • 今日はクライアントと揉めてストレスが貯まったから。
  • たまにはこんな日があっても良いよね。(休肝日に缶チューハイを飲みながら)

いくらでもあるんです。
酒飲みが酒を飲む口実なんていうのは。

それを自分で制御できないのが、依存症への始まりなのではないかと思います。

 

誰も見てないところで、節制できないことにも、最近焦りを感じています。

永く楽しく酒を飲むためにも、飲まない日を増やそう。

ということで、平日の休肝日(禁酒)をもう一日増やしてみようかと思います。

最近、SNSで断酒した、酒やめたという人の投稿をみるようになり、卒酒もちょっと考えたのですが、多分無理。

出来れば週末のみ、外で飲む程度にして、家族には迷惑をかけないようにしなきゃ、と思っています。お酒とはほどほどの距離感が必要です。

お酒はやっぱり美味しいし、僕にとってはいかに安く美味く飲むか、なんていうのは大人のゲームだと思っています。

とにかく永く美味しく大人の遊びである酒を楽しむために、ちょっと真面目にアルコールに対しての向き合い方について考えてみました。

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