たかもブログ

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昭和45年創業の溝ノ口の老舗居酒屋2軒でセンベロ体験

溝ノ口には西口商店街など、戦後から発展したきた歴史のある場所があります。
中には昭和中期からやっているような伝統ある居酒屋もあります。

今回は昭和45年創業(ネット調べ)の居酒屋2軒をハシゴしてきました。
(その前にも飲んできたのですが、溝の口では、ということで。)

昭和45年というと、僕が生まれる前からあった居酒屋です。 
今回は多くの酒飲みが飲んできたであろう歴史と味を感じてみたいと思います。

 

いろは ~燃える男の酒で燃え尽きろ!

溝ノ口西口商店街を駅から歩き、かとりやなどを通り過ぎた端の方に「いろは」はあります。とにかく週末は賑わう西口商店街でも特に賑わっているのが、いろはとかとりや。

いろはは午前中は店先で野菜を売っていて、夕方になると居酒屋に変わります。
座席もありますが、ほとんどの方が通路に面したところで立ち飲みをしています。

初めて、しかも一人で行くとややその雰囲気に圧倒されますが、一度立ってしまえばそんなの関係ありません。ちょっと空いている隙間に入れさせてもらいます。

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まずは、ホッピーセット白を注文。
この店は一見栄養ドリンクに見える小瓶で焼酎を出されます。

ホッピーと言えば、ジョッキも焼酎もホッピーもキンキンに冷えている三冷で飲むのが通だと言われますが、この店全部常温です。

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燃える男の酒」と書かれた精力剤が入っていても不思議ではない雰囲気の焼酎。
これが一瓶でジョッキ半分くらいまで埋まるので、必然的にホッピーは濃いめになります。

以前からこの焼酎はどこで販売しているのだろう、と思っていたのですが、よくラベルを見てみるといろはの特注の瓶のようで、アルバイトの方が空の瓶に焼酎をどぼどぼと注いでいました。

ホッピーにはキンミヤ焼酎とこだわる人もいますが、ここは大五郎のような焼酎です。

燃えるどころか、かなり効くので飲み過ぎると燃え尽きてしまいそうです。

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串焼きは時間がかかるからまとめて頼んでほしい、とのことだったので、4本を見繕ってオーダー。ネギマ、コブクロ、つくね、ハツ。

辛子と味噌がついてきます。

目の前で焼くのを見ながら食べるのは格別です。
どこそこの鶏だとか国産だとかどうでも良い感じです。

理屈抜きで美味い。こういう所で肉の臭みが、とか野暮なことを言う人は即退場です。
臭みも旨味です。立ち飲み屋は理屈じゃないんです。

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もう少し焼き物を食べたいと思ったのですが、かなり忙しそうで、アルバイトの店員さんも「お待ちください」と言ったきり、注文を聞いてくれそうもなかったので、お会計をしました。

焼き場に立っていた店員の方に注意されながら、かなりテンパっていたので、なんだか悪いな、と思い店を後にしました。こういう店で店員の態度が、とか些細な事で腹を立てるのも厳禁です。忙しそうなら自分が出ればよい、遠慮しようかな、くらいの気持ちで飲んでた方が楽しいです。

ホッピー白(中身お替り)、ネギマ、はつ、つくね、コブクロで1,120円。

ホッピーが結構効くのでせんべろには最適です。
来ている人はこの店が大好きなんだな、と感じられる雰囲気のお店です。

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焼き鳥 ひさもと ~外カウンターで飲むホッピーはほぼ路上飲み。

いろはから西口商店街を駅と反対の方面に歩いて、南武線の踏切を渡ると、道路を挟んでひさもとが見えてきます。

ここもかなり年季が入っている店で、一度行ってみたいと思っていたものの、年季が入り過ぎて若輩者には入りにくい雰囲気だったのでなかなか入れませんでした。
この日は酔いに肩押ししてもらい訪問してみました。

店内はすでに満席でしたので、外のカウンターへ。

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なにはともあれホッピー白。
ここは氷なしですでに作られている状態でホッピーが出てきます。

いわゆる三冷ホッピーというやつです。
中身をお替りする計算をしないで楽しむホッピーも良いですね。

カウンターが思い切り道路に面しているので、酒を飲んでいると解放感と背徳感があり、なかなか癖になる場所です。店が交差点に面しているので、路上飲みとどう違うんだ、という感じです。

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焼き鳥を4本オーダー。
カウンターで焼いているので、焼き上がるのを見ながらホッピーを飲みます。

持ち帰りの焼き鳥を待ちつつ飲んでいるような感覚になってきます。

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ネギマ。

目の前でおばちゃんが焼いてくれた焼き鳥がそのままホイと出てきます。
焼きたての焼き鳥を交差点を見ながら食べるのは格別です。

ここでもどこ産の鶏だとか、鶏の臭みが、とか言うやつは即退場です。

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次に頼んだのがのりチーズ。
そのままじゃん!

これを見てこんなの家でも出来るじゃん、と思うのは野暮です。
最初に海苔のパリパリとして食感、次にキュウリの食感とチーズのねっとりと歯に絡む食感が。味がどうこうでなく、これは食感のトライアングルなんです。

味については写真で見て分かる通り、特筆すべきことは何もありません。

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今回は頼まなかったのですが、うるめイワシを目の前で焼いていました。
メニューで見てめざしみたいな小さいものを想像していたのですが、結構な大きさで次に頼んでみたい一品です。

絵が良いですね。

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店内はまさに昭和。
煮込みも美味しいらしいので、今度は開店と同時に行ってみたいと思います。

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この日は朝から川崎で飲んでここまで辿りついているので、これにて終了。
川崎でのハシゴ酒はこちらに書いています。

takam0.hatenablog.com

溝ノ口は様々な居酒屋が参入してきて、入れ替わりもありますが、昭和から営業している老舗の居酒屋も良いものです。

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