たかもブログ

お酒、スマホゲーム開発、Web制作のことなど好きなことを何でも書いています。事実のみすべて主観です。

パン屋より美味いかも!ホームベーカリーを買ったら、子供がパンを食べてくれるようになった!

昨年末にホームベーカリーを買いました。
そもそも買うつもりはなかったのですが、エアコンと一緒に衝動買いしてしまいました。

 

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買ったのはPanasonicのSD-BM1001。
もうひとつ上位機種があって、そちらだとバターを一緒に入れられたりするらしいけど、予算の都合上これにしました。

 

パンの食感が断然に違う。

そもそもホームベーカリーを買ったきっかけは、義母の家でホームベーカリーで作ったパンをいただいてから、その美味さに驚いて気にはなっていました。

僕は子供のころから食パンがあまり好きではなく、食感が柔らかくしなっとしていて、サンドイッチにするか、トーストにしてカリッとでもしないと、あまり食べる気がしませんでした。

しかし、ホームベーカリーで焼いたパンは食感がモチモチ、しっかりとした噛み応えがあり、焼かなくてもそのままで十分に美味しいのです。

褒め過ぎかもしれませんが、パン屋で買うパンより美味いような気がします。

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焼いたパンで作るサンドイッチが美味い!

ホームベーカリーで焼いたパンで作るサンドイッチがまた美味い。
どうやらサンドイッチ用のパンが焼けるメニューがあるらしく、僕はどのメニューで焼いたパンでもいまいち違いが分からなかったのですが、何かが違うようです。

いずれにしても、程よい弾力のあるパンにハムやベーコン、チーズなんかを挟んで食べるとしなしなの食パンで作られたサンドイッチとは各段に違う美味さです。

 

ピザの生地も焼けます。

先日、妻の従妹が来るとのことでピザを作ったのですが、これもまた美味い。
生地にモチモチ感があり、これもまた宅配ピザを上回る美味さでした。

 

クルミパンが美味しかったらしく、いつもパンをそれほど食べない子供たちも、バターも塗らずにむしゃむしゃと食べておりました。
妻の従妹に「このクルミパンどこで買ったの?」と聞かれ、ホームベーカリーで作ったと教えると、「ええええええ!!!」とナイスリアクションをされ、妻も大満足。

このリアクションだけでも買った甲斐がありました。

 

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つきたての餅も食べれる。

PanasonicのSD-BM1001を選んだ理由に、餅を作れる機能が付いているという点があります。

市販の餅よりも柔らかく出来ます。
これも以前義母からもらったものがすごく美味しく、子供たちが喜んで食べていたのを覚えていたので、是非我が家でもやりたい、と思っていました。

やはり餅もつきたてに限ります。

しかし、今年はノロウイルスで餅つきを断念したなんていうニュースも聞きました。
そんな時にホームベーカリーがあるとつきたてのお餅を食べることができるのです。

今年の正月に食べる餅を作って実家に持って帰り、雑煮にしましたが、かなり好評でした。

 

振動がうるさいっていうけど、全然音がしない。

正月に会った人達に毎回ホームベーカリーの自慢話をしていたら、ホームベーカリーというと音がうるさい、というイメージが強い人が多くいるようでした。

うちの場合は夜にセットして、朝焼きあがっているようにタイマーセットしています。

しかし夜に音を感じたことすらありません。
実際には音が出ているのかも知れませんが、トイレに起きた時にも特に気になるほどの音はありませんでした。なんかぺったんぺったんやってるな、という程度でまったく気になりません。

ホームベーカリーもピンからキリまでありますので、物によっては振動や音が大きいのかも知れませんが、僕が買ったものはそういったことは一切ありませんでした。

  

一番良かったのは子供が食べてくれること。

何よりも良かったのが、子供がパンを好きになったこと。
市販の菓子パンや食パンだとなかなか食べてくれなかったのが、美味しい美味しいと言って沢山食べてくれるようになったことが一番良かったです。

自宅でパンを作るのが節約になるのかどうかはよく分かりませんが、手間暇かからずに美味しいパンをいつでも食べられるという贅沢を手に入れられました。

 

パナソニック ホームベーカリー  1斤タイプ グリーン SD-BM1001-G

パナソニック ホームベーカリー 1斤タイプ グリーン SD-BM1001-G

 

 

Web制作における制作費の未払いトラブル。着手金の支払い有無である程度先読みできる。

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僕がWeb制作業界に入ってから、現在の会社まで着手金を取る制作会社はありませんでした。サイトで検索をすると、フリーランスの方には着手金を取る方はいらっしゃるようですが、制作会社だと少ないようです。

僕は着手金を取らないことが普通だと思っていましたし、交渉することすらありませんでした。
正直、着手金なんてもらえるのか?とすら思っていました。

しかし、他業種の社長のアドバイスで着手金の重要性を知ってから、実際に交渉してみると、たいていの会社はすんなり応じてくれました。逆に着手金に応じてくれなかった場合は後でトラブルになったり、支払いの段階になってゴネてくるような会社が多かったです。

そういった経験をもとに考えてみると、制作費の未払いなどは、最初の支払いである着手金の交渉の段階で、ある程度回避できるのではないかと思います。

もちろん、事情があって着手金の交渉をしても支払ってもらえない場合も多くあります。

広告代理店や制作会社など同業種から下請けで仕事をいただく場合は、なかなか難しいです。そもそも親となる会社が着手金をもらっていないので、持ち出しで下請け業者に支払うことができません。 こういう場合は交渉しても無理です。

僕は、昔からの付き合いのある代理店には着手金は請求しません。

逆に新規の取引や直取引(代理店を挟まない)の場合は必ず着手金は請求しています。
(払わないと言われることはほとんどありません。ゼロに近いです。)

CDの予約や家を建てる時、買う時、すべて手付金などの名目で事前に代金の一部の支払います。そうでないと、予約なども簡単にドタキャン出来てしまいます。

そういう意味でいうと、制作を進行し先に人が動く制作業界こそ着手金は必須だと思うのに、なぜかその習慣がありません。
その習慣がなく、最後の最後に制作費を支払ってもらない、なんていうトラブルが後を立たないように思います。(あくまでネットで見た限りですが)

未払いなどのトラブル防止のためにも、着手金って重要なんだよ、という僕の考えを書いてみます。

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どうして着手金を払えないのかよく考えよう。

制作する前に発注書を発行してもらいますが、発注書なんて実際の現場では平気で反故にする人もいます。法的には効力があっても、色々な理由をつけて反故にすることはできます。

そういう中で、着手金は最強の意思表示です。

制作は後払いが多く入金も納品から一ヶ月先など、制作段階では先に動いている制作会社がリスクを背負っている状態です。
ここで着手金でいくらかを先払いしてもらうことで、お互いにイーブンになります。

お互いに差し出すことで、これから一緒に取り組んでいこう、という発注書より強い意思表示になり得ると思います。胸元を分かつとでもいいましょうか。


では、なぜ着手金を支払えないのか?
着手金を支払えないパターンを考えてみます。

ひとつは冒頭で書いたように同業社から下請けで作業を請けている場合です。
親会社が着手金をもらっていなければ、下請けに持ち出してまで着手金を支払うということはまずありません。

僕が逆に親会社を経営して着手金をもらっていなければ払わないでしょう。
これはまだ分かります。

もう一つ、直で仕事を請けているのに払えない場合、単純にお金がすぐに用意出来ない、もしくは先払いすることをリスクと感じていると思います。

お金がすぐに用意できないのは論外ですが、リスクを感じて払わないということは裏を返せば、制作をしていて一番嫌なパターン、成果物を見てから払うか判断したいということも考えられます。

成果物や対応に対してクレームを付けて、支払わないもしくは減額を要求してくる可能性もゼロではありません。

いくら大きな企業でも着手金が出せない、という場合は僕は警戒しています。
会社としては大きくて信用があっても、担当者レベルで業者をお試しで使ってみようとする人がいるからです。そういう場合、結局やった分だけ請求しようとしても担当者ベースで稟議が下りない以上どうしようもない、の一点張りで法に頼るしかなすすべがなくなってきます。

逆の立場で考えてみた場合に、制作業者に着手金を支払って逃げられたという経験をお持ちの会社の場合もありえます。ですので、一概に着手金を支払わないから怪しいというわけではないのですが、取引前の判断材料として交渉するのもひとつの手です。

制作の話をしている時に、お金の話はなかなか言い出しにくいですが、さらっと着手金の話をしてみれば良いかと思います。
大方の企業はノープロブレムです。

 

着手金はどのくらいが妥当なのか。

僕の場合は20%で請求しています。
Web制作の場合、制作を進行している過程で作業が増えたり減ったりするので、この位が妥当か、もう少し貰っても良いかなと思ってます。

多ければ多いほど制作側のリスク回避出来ますし、会社としては助かりますが、先方の事情もあると思うので、協議のうえ納得の金額を決めた方が良いかと思います。
未払いなどのトラブルを疑うわけでなく、あくまで契約の一部ですので、真摯に相談をして決めたいところです。

何度も言いますが、金額がどういうというより意思表示です。

 

会社に体力がないうちこそ着手金は絶対必要。

フリーランスの方が着手金を請求しているのも頷けます。

ある程度の規模会社であれば、内部留保もあり他の案件もあるので、着手金なしで数ヶ月制作をしても大丈夫かも知れません。しかし、フリーランスの方の場合は貯金を切り崩して生きていないといけませんし、自分一人でこなせる仕事量にも限りがあると思うので、請求や支払いが滞ると生活に関わります。

請求が伸びても毎月給与が貰える会社員とはわけが違います。

ひとつのWebサイトを制作するのに、打ち合わせなども含めると最低でも一ヶ月くらいは要します。受注してから一ヶ月後に請求できたとして、入金されるのが早い会社だと翌月末、もっと遅いと翌々々月なんてこともあります。

そうすると仕事を受注してから何ヶ月も先に支払いが行われることになります。
リスクヘッジという言葉がよく制作で使われますが、着手金は多少のリスクヘッジにもなります。

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僕の周りには不動産関係の仕事をしている方がいるのですが、歴史のある確立された業界の方からみると、制作業界の取引では結構危うい部分が散見されるようです。

着手金の話を今回はしましたが、仕様変更などのトラブルについても、開発前の仕様書の承認の取り方をもっと徹底したほうが良いとか色々とご意見をいただきます。
とはいうものの、業界の慣習みたいなものを丸無視しても仕事にありつけなくなりますので、良いところは学んで実施してみるもんだと思います。

よく制作業界では制作単価の下落を防いでいかないと!みたいな話が出ますが、それ以前に取りっぱぐれないということも考えていかないといけないのではないかな、と思っています。

ビジネスとしての制作のゴールは入金です。 

ブログ収益倍増?はてなブログPROに入って1ヶ月半で感じた収益などの効果

昨年の11月にはてなブログPROに変更して早くも1ヶ月半くらいが経ちました。
僕は1年のプランを利用しているのですが、年間一括払いで8,434ですから月額703円(税込)かかっています。

Amazonプライム会員は年間3,900円です。
これで無料で番組を観れたり、レンタルショップに行かずレンタルの返却待ちもせず、最新の映画をレンタル出来ます。

Yahoo!のプレミアム会員も月額462円です。

ブログを使うだけで倍くらいの値段ですから、はてなブログPROたけえ!と声を大にして言いたくなります。正直、もっと安くして欲しいです。

しかし、金を払って文句ばかり言ってもしょうがないので、はてなブログPROにして良かったところだけを書いてみたいと思います。

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ブログへのモチベーションが上がった。

せっかく金払ってるんだから、という気持ちも少なからずあり、ブログ更新のモチベーションは上がりました。絶対絶対にPROの月額費はブログで稼いでやる、という気持ちが更新頻度をアップさせたことは確かです。

高いマンションに住んで、絶対に成功してやる!と野心を抱くのと同じ感覚かも知れません。

記事が多くなってくるとブログへの愛着も沸いてきますし、そういう意味では良かったのかも知れません。

 

アクセス数が増えた。

アクセス数が増えました。
はてなブログPROに入る前の1.3倍くらいにはなっているのではないかと思います。

モチベーションが上がり記事数が増えたことも原因の一つだと思うので、はてなブログPROにしたから上がったのかどうかは分かりません。
タイミングとしてはPROに変えた翌月くらいから、アクセス数が底上げしてきたのではてなブログPROの恩恵だと考えています。

 

広告収入が増えた。

アクセス数の増加に伴い、GoogleAdsenceの収益がなんと倍近くになりました。

というか、今まではてなブログのデフォルトで付いている広告があるので、Adsence広告すら貼っていない記事もあったので、PROに変えたと同時に広告を見直しました。

見直しの結果の収益アップとも考えられますが、はてなの広告非表示機能がなければ広告掲載の見直しもしなかったと思うので、はてなブログPROのおかげだと思います。

右カラムにA8とかAmazonのアフィリエイトリンクを無造作に貼ってますが、こちらは相変わらずまったく売れない状態です。

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有料であろうが無料であろうがブログはブログなので、これ以上の効果は特に感じませんし、今後も感じないかと思います。

現状はてなブログPROの月額以上は収益があるので、元が取れる取れないの話に不満は感じていませんが、もし収益アップ目的ではてなブログPROを使おうという方がいらっしゃったら無料でアクセス集めてからの方がよさそうです。

Webデザイナーの実力を読み解く、ポートフォリオへの確認事項

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僕はデザイナーではないですが、デザイナーの採用面接は今までに沢山おこなってきました。

今回はその経験を元に、デザイナーのポートフォリオの裏にある実力の読み解き方について書いてみたいと思います。

ポートフォリオの実績は、そのデザイナーの実績であり、実力でないこともかなりあります。

そんなポートフォリオの裏にある実力を読み解くために、何を確認すれば良いのかについてです。

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まず、デザイナーにどこまで求めるのか。

Web制作の仕事は会社によって役割分担がことなります。
ディレクターがいてデザイナーがいてマークアップエンジニアがいてという会社もあれば、デザイナーがマークアップまで行うという会社もあり、人数や案件の規模などによってまちまちです。

よくデザインはオペレーション作業ではない、という言葉を聞きますが、実際にはオペレーションのようにクライアントに言われるがままに作業をする、なんていうことも多々あります。

ですので、デザイナーにクリエイティブなアイデアや発送を求めているのか、制作作業の中の一端を担って貰うためにスピード感を求めたいのか、など求めているニーズによって採用の視点が変わってくるように思います。

 

ポートフォリオの実績は自分ですべて作ったのか?

僕は最初にこれを聞きます。
自分の実績として持ってきているのに、失礼に当たるかも知れませんが必ず聞きます。

というのは、制作会社で制作をしていると、ディレクターやデザイナーの先輩が修正指示を出します。そうすると最終的には言われるがままにデザインしたり手直しをされたりして最初のデザインの原型をとどめてしなかったりするのです。

つまり、自分で手は動かしたけど、デザインは修正指示で成り立っている。

こうなると、そのデザイナーの実績であっても、同じデザインを自分だけで制作できる保証はありません。

ポートフォリオのデザインはすごく良かったのに、実際にデザインしてもらうと全然テイストも違うし、クオリティーも低いということもあります。
制作を始めてしまってから、実績のサイトを作ったとは思えない実力、なんて思っても後の祭りです。

ですので、実績の裏にある過程なども確認することは重要だと思っています。

 

完成までに費やした時間。

制作をビジネスとしてやる以上、必ず納期はありますし、制作工程で間に合わせないといけないタイミングがあります。

僕は制作業界に入ってひとつびっくりしたのが、デザイナーの作業に対してスピードがかなり求められていること。デザイナーというとクリエイティブな仕事なので、スピードよりはクオリティーみたいなイメージでいましたが、実際の現場はスピード命です。

会社によってデザインで取れる制作費も変わってきますので、自社の工数に応じたスピードでデザイン出来るかというところは非常に重要です。

一緒にやってみないと分からない部分も多いですが、時間感覚という意味においても確認しておくと良いでしょう。

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育てるつもりであれば、ボタンや見出しなどパーツを作れる実力があれば良い。

即戦力とするのか、育てるのかでデザイナーの見方が異なります。

育てるのは時間と根気がいりますので、会社としては即戦力が欲しいに決まっています。しかし、育てるということは自社の色に染められるというメリットもあります。

即戦力は有難いですが、デザイナーは自己表現したい方も多く、自己主張の激しい方もいます。実際に作業をする過程で、制作の進め方や会社の方針と合わなくなって、すぐに辞めてしまうような方も多いので、経験の浅い方を育てるという考え方もありかと思います。

育てる前提だと、Adobe系のソフトをきちんと使えて、ボタンや見出しなどの素材をきちんと作れる方であれば問題ないでしょう。
ただ、ボタンや見出しのクオリティーが低いと、そこから育てるのは大変過ぎるかな、と思うこともあります。

装飾関係は結構その方のセンスが出たりするので、サイトデザイン全体としてはいまいちでも、パーツがきちんと作れる方であれば、あとは経験で良いデザイナーになってくれると思っています。

金額交渉が嫌いな僕が、Web制作費用を値引きする際に心がけていること。

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Web制作の仕事をしていると、値引き交渉をされることがかなりの頻度であります。

最近では、ブログや無料でWebサイトを作れるサービスなんかもあるので、Webサイトを作るのに制作会社にお金を払いたくない、という感覚の方もいらっしゃいます。

ですので、Web制作の値引き交渉もシビアになってきています。
昔であれば、出した見積りに対して「そんなものなのか」と納得して貰えたものが、工数の根拠など食い下がってでも安くして貰おうと、交渉してくる方も増えてきたように感じます。(悪いことではないとは思いますが。)

そんな状況ですので、値引き交渉には毎回神経をすり減らします。
Web制作は需要の数が限られており、最近ではクラウドソーシングなんかで激安で制作する個人もいますので、制作費用についてはシビアになってきていると思います。
(案件の規模にもよりますが。)

相見積を取られていると、提案内容の良さもありますが、価格競争の部分もかなりあります。いくら分厚い提案書でもっともらしいことを提案しても、担当者がいまいちWebに詳しくないと、結局決め手は制作費用になってしまいます。

むしろ結果を聞くと、価格が決め手ということはかなり多いです。
Web制作自体、小売りのように需要が多い仕事ではありませんので、強気の価格で毎度毎度失注するわけにはいきません。

特に営業がいないような制作会社であればなおさらです。

でも、値引かざるをえない状況で値引くとしても、値引いたこちらにも何かメリットが欲しい。そう思う僕が交渉の際に心がけていることを書いてみます。

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なぜ値引きをするのか。

まずこの記事が、制作費用を値引くことを前提としていますが、なぜ値引くのかというところから説明します。

制作会社の中には値引きをしないところもあると思います。
制作者たるもの、それぐらい自信を持って品質と技術を売るべきなのかもしれません。

しかし、クライントにも予算がありますので、現実問題として値引きを交渉されるシーンが出てきます。

僕は応じられない値引きには応じませんが、失注するくらいならある程度は交渉に応じて、受注することを優先するスタンスです。
制作会社の経営者の方であれば分かると思うのですが、社員に仕事がなくて遊ばせておくくらいであれば、少しでも売上になる仕事を受注した方が良いのです。
(とは言っても、激安で仕事をたくさん取ってきて鉄火場のような状況になるのは嫌なので、毎回金額交渉はしっかりとさせていただきますが。)

 

その場でふたつ返事をしない。

もし値引くにしても、すぐにその場で「はい、わかりました」ではなく、ちょっと時間を置いてから返事をするようにしています。

言えばすぐに条件を飲む相手、と認識されるのは、制作を進めるうえで良くないと思っています。制作はコミュニケーションを取りながら一緒に作り上げていく部分があります。

受注者と発注者の力関係は、なかなかなくせるものではありませんが、二つ返事で相手の条件を飲んでしまうようだと、それ以降の制作進行や関係性にも影響してきます。

その場限りの相手であれば良いのですが、制作の仕事はその後のメンテナンスなんかもありますので、末永く良い関係を保っていくためにも、値引きに対して二つ返事で返事をしないようにしています。

下手すると相手がしびれを切らすまで少し置いておくこともあります。
(それはある程度の信頼関係が出来てからの話ではありますが。)

 

値引き交渉ではこちらに有利な条件も必ず付けて交渉する。

僕が必ず交渉の条件に入れるのが、請求月の指定や分割支払いです。
例えば、実際の納品できるのは来年の1月だけど、値引き代わりに12月に請求させてもらいます、などの条件です。

制作の仕事は代金と交換に納品物を納める訳ではありません。

制作が長引いて何か月もかかった挙句、納品月の更に翌々月の入金なんていうこともざらにあります。そうすると、その間の従業員の給与や事務所の賃貸料など固定料金分、どんどんお金が出ていきます。

制作の仕事は受注より、最終的にきちんと請求出来て入金されることをきちんとしていかないといけません。受注する時は思った以上に簡単でも、制作を進めていくうえで見積り以上の要望を見積り内で要求されたり、最終的には納品物に不満があるとして費用を払わないような方もいるようです。

もちろん、請求月を指定したからといって、そういったリスクがなくなるわけではありませんが、少しでも入金を前倒しにする、という条件で交渉しています。

ちなみに、支払いの件でいうと、初取引で制作前の着手金を支払えないという企業や個人と取引きするのは危険だと思っています。

 

値引きはあくまで発注してもらえる、という条件で。

制作の仕事では、見積書を何パターンも出して案件が頓挫するなんてことはしょっちゅうです。ですので、値引き交渉に先立って、発注していただけるのかどうかはよく確認します。

先方にも予算があって、その中での交渉だということはよく分かりますが、こちらも発注してもらえるのかどうか分からないことに対して、値引くというのもおかしな話です。

例えば相見積であれば、今日中に弊社に発注してもらえるのであれば、というようにすぐに発注をいただける条件で交渉します。
ですので、僕は発注書も一緒に持参して、その場で金額だけ書いて発注して貰える体制で交渉に臨むこともあります。

制作会社同士、散々価格競争だけさせられて、最後とんでもない激安価格で案件を受注するようなケースもあるようです。そうなると、それこそ制作会社同士で制作業界の費用を下げているようなものです。

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数百円だから良いと言う感覚は捨てる。

よく100円以下の端数を切り落とすような値引きを要求されることがありますが、値引くにしても数百円だから良い、という感覚は持たない方が良いです。

広告代理店などは、受注した制作会社負担の会社も多く、振込み手数料の数百円はしっかり天引きされます。100円単位の値引きでも渋ると「せこいやっちゃなあ」といった感じで鼻で笑われることもありますが、気にしません。

数百円だから、という感覚で一度やりはじめると毎回値引きを入れることになります。
積み重なるとそれなりの金額になってきます。

もちろん、定期的に仕事をいただいているパートナーのようなクライアントであれば、その位の値引きは対応しますが、毎回100円単位でも支払い時期などの交渉はします。

数百円単位の値引きを交渉する時間が無駄、という意見もあるかと思いますが、会社全体の売上を意識していると、数百円の積み重ねも馬鹿にならないということがよく分かります。

 

制作は材料などの仕入れにお金は殆どかかりません。ですので、金額交渉の余地があるように思われがちです。

しかし、実際に制作を進めていくと、予想以上に制作に時間がかかってしまって、 工数赤字なんてこともありえます。そういったことも踏まえての見積りなので、値引きはリスクですので、値引くにしてもきちんと交渉したいところです。

家計簿アプリを使ったら、使い始めた月からいきなり1万円以上節約できた。

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夫婦喧嘩の原因にランクインするお金の話。
我が家もご多分に漏れず、家計の話で昨年はよく喧嘩しました。

喧嘩の内容はというと毎回同じで、

妻「お金が足りない!」
僕「なんで生活費増やしてるのに毎月足りなくなるんだ!」

というやり取りです。

年の暮れになると、年間で溜まっていた夫婦間のストレスが爆発するのか、よく喧嘩していたので、ほとほと嫌になりアプリを使って家計簿をつけることを僕が提案しました。

以前からアプリの方が良いと思っていたのに、頑なに紙の家計簿を買ってきては、1ヶ月付けて辞めてしまったりの繰り返しでしたので、今回はアプリに強制的に変えてもらいました。

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使った家計簿アプリはZaimです。
インターフェイスの見易さや、同じアカウントでログインして家計簿を共有できるところが良いので、このアプリにしました。

zaim.net

 

結果的には、なんと2016年11月にアプリを使い始めて、2016年12月には1万円以上節約できました。

12月というとお年賀やお中元を買ったりと色々と物入りだったにも関わらず、です。

どうしてアプリに変えたと同時に、そんなに極端に節約できたのか、自分なりにアプリのメリットなんかを含めて分析してみました。

家計のことで揉めている夫婦の方のご参考になればと思います。

 

家計簿アプリの最大の良さは支出内容を細かく分析できること。

OCRでのレシートの読み取りなど、家計簿アプリはかなり進化しており、今や手書きでレシートの内容を書き写すなんてバカバカしいくらいです。
発達している家計簿アプリですが、使ってみて一番良いと感じたのは、利用用途を分析できる部分です。OCRなどの機能に比べると当たり前の機能なのですが、紙の家計簿から移行すると、その当たり前の機能が物凄く良いのです。

今まで家計簿をつけていたところで分析出来ていなかったので、結果的にどこで支出が多いのか、どこを締めていくべきかなどの方向性を検討出来ていませんでした。

ただ、家計簿をつけているだけだったので、毎月「ああ、足りない。やっぱり足りない」の繰り返しでした。妻に「ほら!家計簿見て!足りてないじゃん!」とか言われても浪費なのか、渡しているお金が少ないのか判断が付きませんでした。

分析出来ていないことが、僕が妻に抱いていていた不満なのだということにも気が付きました。

アプリとしては当たり前の機能ですが、実際使ってみると分析の重要性を再認識できました。

 

家族で共有することで、夫婦で節約を意識できる。

Zaimの良いところは、同じアカウントを使って夫婦で家計簿を共有できるところです。よく家計のことは妻に任せるという人もいますが、夫婦で意識しないとなかなか節約が出来ません。

例えば、妻だけが節約しようとしていても、僕が意識せずにスーパーで酒やツマミなんかをどんどんカゴの中に入れてしまうと、全然節約になりません。

アプリで家計を共有して依頼、僕自身も酒代を節約しようとか、無意識にかごに放り込んでいたおツマミなんかも、値段を意識するようになりました。
そういう小さな積み重ねと意識が、節約に結びついたのだと思います。

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お金のことをきちんと話し合える環境作りに。

家計の内訳を共有したことで、以前は喧嘩になったお金の話をきちんと出来るようになったと思います。

これも本当に良かった。

冒頭で書いた通り、お金のこととなると常に臨戦態勢で臨んでいた夫婦の話し合いですが、アプリを見ながら冷静に話を出来るようになり、喧嘩にはならなくなりました。

節約できたお金で外食なんかも楽しめますし、家計簿アプリ様様です。

 

会社を辞めるのは勇気がいるけど、会社が変わると発揮できる能力も違うことも事実。

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そろそろ今年も終わりですが、来年こそは転職を、なんていうことを考えておられる方もいるかと思います。

僕は今まで3回転職しました。

1回目は大手企業からデザイン制作会社へ。2回目はWeb制作会社へ。3回目で現在にいたります。3回の転職を経験して転職は本当に面倒だし、精神力が必要なことだと感じました。

ただ、職場環境で人の発揮できる能力はものすごく変わってくることも、3回の転職で身に沁みてわかりました。

 

責任感が強かったり真面目だと逃げる方が辛い。

僕の性格は自分でいうのもなんですが、結構真面目で神経質です。
親の教育とか武道をやっていたせいもあるのか、基本的に我慢とか苦しいことを乗り越えるというのが自分の中で美徳と刷り込まれています。

無責任に逃げる、ということに対して抵抗を感じます。

よく、自分が壊れる前に逃げちゃえ、などの意見を本などで見かけますが、確かにそうだと思う反面、実際に僕の性格上難しいな、と感じます。
今は妻子が出来て、なおさら逃げ出せないと思っています。

その反面「あとのことは知ったこっちゃない」と、その場からとんずらしてしまうことに小気味良さを感じて、想像することは多々あります。
出来ない分、願望として逃げてしまうことに憧れるところもあります。 

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上司に時間を取ってもらうこと=重大な相談

1回目の転職は他の企業へ出向していたこともあり、なかなか上司と時間を合わせられず、社内で何気なく「ちょっと相談が、、」と言えない環境もあり、言いだすまでにかなり時間がかかりました。

人生初の退職です。
出向先から上司にわざわざ「時間を作って欲しい」と言った時点で、何かしら退職とかそういうことなのかな、と勘づかれてしまうだろうと思い、いつ連絡しようかすごく悩みました。

言いだすのに数ヶ月かかったと思います。

考え直さないか、みたいなことを本心からかどうか分かりませんが一応言われました。
当時の上司は結構良い人だったので、残念そうな顔をみるのが少し辛かった覚えがあります。

出向先の仕事が終わった時点ですぐに辞めたいと話していたので、「有給消化とか今からは厳しいよ!」と言われ、結局消化できませんでした。
今考えると勿体なかったなと思いますが、当時は迷惑かけるのでしょうがない、みたいな気持ちになっており、これを受け入れました。

 

上司=社長のような中小企業では更に上がる退職のハードル

2社目と3社目の制作会社を辞めた時はもっと緊張で社長に直接言わないといけないというハードルがありました。

社長と上司は別物で、言い難さはかなりあります。

僕の場合は、有給消化期間は辞めるデザイン会社の社会保険に入れてもらいつつ、次の会社にはバイトとして早めに出社していました。
しっかり残された仕事しねえと、保険の手続きとかもしないからな!」と言われたのをよく覚えています。恐らく辞めるうえに、有給消化期間のこととかも交渉してきたので気にいらなかったのでしょう。

中小のワンマン社長の中には、子供っぽく感情的になりやすい方もいます。
辞めるとなると、途端に厳しく当たったり、無視されて窓際族のような扱いを受けたりするかもしれません。
自分が経営側に立ってみると、今後辞めていく社員に対して期待や教育をする意味はないし、できないし、取り扱いにくいのはお互い様なのだと今なら思えます。

特に人数が少ない会社だと社長の風当たりは会社全体の風当たりになりますので、辞めると決めた残りの期間を耐える精神力も必要です。
どうせ辞めるんだから知ったこっちゃない、と僕は思って黙々と心を閉ざして耐え抜きました。しかし、何度も味わいたくない空気感です。

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同じ能力でも職場の相性によって引き出される力は違ってくる。

同じ能力を持っている人でも、職場に雰囲気やルールなどによって、その力を発揮できなかったりすることはよくあります。
前職では駄目駄目な社員という評価だったのに、次の職場に行ったら能力を発揮出来て頼りにされる存在になるような方もいます。

 

能力と職場との相性は大切です。

一度会社で悪い評価、できないやつと思われてしまうといくら頑張っても、そのイメージを払拭するのはかなり難しいです。客観的に見てくれている上司がいるような会社であれば違うと思いますが、中小の制作会社のように閉じられた村社会的な会社だと、一度どん臭いやつと思われると、いくら頑張っても認めてもられるまでに時間がかかるか、自分の身が持ちません。

人間、褒めて伸ばせというように、認められると頑張ろうと努力もしますし、能力もアップします。もちろん、努力は必要ですが自分を認めてくれて、任せてくれるような職場環境と出会いたいものです。

ですから、転職した会社で1年以上経つのにうまく立ち回れないと悩んでいる場合、後のことを考えると、スパッと辞めてしまった方が良いのかも知れません。
株の損切りでもそうですが、物事好転するとか、自分自身が変われると思って続けていくと抜け出せなくなることもあります。

しかしながら、認めてもらえると自分はこのままで良いのだろうか、と贅沢なことを考えてしまうもので、よせば良いのに俺は大手の歯車じゃなくて小さな会社で実力を試したいなんてことを考えて、小さな村社会のような会社に迷い込んで自滅してしまう人もよくいるので注意したいものです。

 

僕自身今現在恵まれている環境で働いていると自覚しているのですが、一国一城の主人でありたいなんてことを考えているところで、悩ましい年の暮れとなっております。

素人が株式投資に手を出して資金が半分になるまで損して分かったこと。

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株式投資は3年前くらいから興味があってちょこちょこと買っては売ってを繰り返していたのですが、今年は短期のトレードを繰り返すことで、収益を上げる方法で運用を試みました。

結果としてはタイトル通り惨敗です。

余剰資金を年間で、45万くらいぶちこんだのですが、19万円台になってしまいました。
28日から2017年のNISA枠が使えるようになっていたので、ここで一旦短期トレードは終了。日々の出来高は高くないものの上がり続けている銘柄をNISA枠で買って今年を終えました。

かなり気持ちが楽になりました。

楽になったところで、僕が短期トレードで資金を半分に溶かしてみて感じたことなどをまとめてみたいと思います。

BIG TOMMOROWやZAIに載っているよう感じに、なかなかうまくいかないですね。

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値幅の大きい新興株に手を付けるとギャンブル

今までは数百円の株を買っていたのですが、今年は値幅が大きい1,500円〜3,000円代の新興株でトレードをしていました。
うまくやれば儲かる時は儲かります。

ただ、儲かった分なんてすぐに溶けてしまうほど、損をするときのスピードも速いです。よくパチンコなんか1万円で1時間持たない、なんていう人いますが、そんなもんじゃありません。

僕の場合はですが、損をすると焦って他の上がっている銘柄で取り戻そうと買ったら、騙し上げにあってさらに損失を増やしたりと負の連鎖につながりました。
パチンコやっている時の、出ない台から出ない台に移っていくような感覚です。はっきり言って感覚的には博打でした。

きちんとチャートや理論に基づいてトレードしている方もいらっしゃるのでしょうけれど、僕の場合は勉強不足過ぎました。

でも、上がる株の傾向というか感じはつかめたように思います。
最後の方は資金不足で狙っていた株価が上がっていくのをみて「いくら買ってたはず」とか思ってジリジリと悔しい思いをしていました。

まあ、それも買ってない状況での話なので、いくらでも考えられるのですが。

 

会社でも家でも株価株価で精神的にかなり疲れた。

毎日毎日株価で一喜一憂するのは精神的にかなり疲れました。
正確にいうと負けた時の精神的負担が大きかったです。

会社の仕事中も値動きが気になりますし、帰ってからも株価のことを気にしてPTSの価格を見たり、掲示板などで情報を見ていたりと四六時中株のことを考えていました。

儲かってる時はそんなことも楽しいのですが、損をし始めてからは苦痛以外の何物でもありませんでした。

専業デイトレーダーの方はよくやってられるな、と思います。
会社勤めの人は会社勤めをしていない人を「いいな」と思いますが、実際に専業トレーダーでやっている人たちの精神的負担といったらないなと感じました。

毎日株価のことを考えるのはもううんざりです。
来年はというか、これからはアプリやWebサービスの企画開発のことを考えたいと思います。

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株式投資をやめようと思うか。

損をして株が嫌になったかというとそうでもありません。
短期のトレードはもううんざりですが、長期で株をもって企業を応援する姿勢で、配当や優待なんかを楽しみながら持っていようかと思っています。

ちゃんと投資をしようと思います。

株をやっていると、経済のトレンドにも敏感になりますので、勉強になります。
僕はIT関係の仕事をしているので、ITのトレンドなんかも掴むことができますので、無駄ではないと思います。

ただの勉強ではなく、自分のお金がかかっているので、机上の理論より株価として肌身で感じることができます。

今後は身近の企業やよく見る飲食店やお店なんかを観察しながら、投資する企業を選んでいこうかと思っています。

 

ダイヤモンドZAI(ザイ) 2017年 02 月号 (2017年の「株」全予測&儲け方)

ダイヤモンドZAI(ザイ) 2017年 02 月号 (2017年の「株」全予測&儲け方)