制作者が作れない人の言うことを聞かないのは作れないからじゃない。
制作現場ではディレクターなどの間接的に携わっている人が大勢います。
最近の現場では実際に手を動かす人より、むしろ間接的な関わりをする人の方が増えているように感じもします。
そういった中で、制作者と管理進行するディレクターの関係がうまくいかないことも多々あります。エンジニアやデザイナーが言うことを聞いてくれない、指示に従ってくれない、など現場の声を聞くこともよくあります。
僕自身もディレクターとして制作に携わっていると「言うこと聞けや!」と思うことがよくあります。
そんなもん、職務怠慢を言えばそれまでなのですが、そこは人間なので、何かしら従いたくなくなる理由があるわけです。それは自分自身が作る立場になって考えてみるとよく分かります。
そういえば、自分が作っている時は他人の指示とか聞かねえな、ということも多々あります。では、どうして作れない人の言うことは聞きたくなくなっちゃうのでしょうか。
自分の経験を踏まえて細かく考えてみたいと思います。
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話をしても通じない人とは話をしても無駄という気持ち。
エンジニアに多いのですが、専門的知識がない人には言っても通じないし、説明するだけ無駄、というスタンスの方がいます。
例えば、ディレクターにどうしてこれが難しいのか、時間がかかるのか、を説明しても理解してもらえないし、交渉や相談の余地がないので話をするだけ時間の無駄と思ってしまっている場合です。
Web制作会社などだと、エンジニアが一人とか二人だったりするので、周りのデザイナーやディレクターに自分のやっている作業の難しさや提示された仕様の難しさが理解されないことが多いです。
Web制作会社などですと、エンジニアが一人とか二人の場合も多いです。
そうすると、自分の話が通じる人がほとんど周りにおらず、自分の作業の大変さや難易度が誰にも理解されずに、おのずと自分の殻に閉じこもってしまい、指示に対しても従順に従う気持ちが薄れていくのです。
僕も経験があるのですが、これはよくあります。
エンジニアだけに限らず、自分の作業が周りの人に理解されていないというのは、時には結構辛いもので、そういう気持ちが重なると、作れない人すなわち自分の作業を理解出来ていない人の言うことなど聞きたくない、となってしまうのです。
作れないことが問題ではなく、無関心なのが問題。
作っている人は、何も作れない人に「お前も俺と同じ作業をしろ」とか「作れるようになれ」と思っているわけではありません。
むしろ、自分と同じことを出来るようになられてしまったら自分の存在意義がなくなってしまいます。
少なくともモノづくりをしている人は、大多数の人が出来ないことを出来るという自負はあるはずです。
制作会社の中でも制作の現場と、どこか一線を置いている、斜に構えている人が時々います。もっともらしいことを言うんだけれど、ちょっと難しい技術的なことになってしまうと、途端に関わりを持たないような人です。
気持ちは分かりますが、制作の仕事に携わった以上腹をくくって関わって欲しいと思います。分からないことに対しては分からないなりに調べるとか勉強して理解する努力をして欲しいものです。
よく「俺は数字しか見ていない(過程はみない)」と社員に宣言する社長がいますが、制作という業種で起業を選んだにも関わらず、自分は数字しか見ていないとはどういうことだ!と僕は思ってしまいます。
経営者の立ち位置としては正しいのでしょう。それは分かります。
むしろ一線を置かなければならないのかもしれません。
しかし、制作という業務はすべて過程(工数)に対して値付けがされます。売上という数字もその過程から生まれてくるのです。一見成果物に対して支払っているように感じますが、制作会社の多くの見積りは成果物より成果物を作る過程に対して費用を算出しているのです。
その過程を無視して結果(数字)しか見ないなんて言われたら制作者はそんな人間の指示なんて聞きたくねえや!と思ってしまっても仕方ありませんね。
作れないのであれば、作れないなりに関わり方があります。
分からないながらも自分なりに勉強してみるなど、その姿勢だけでも作る人は親近感を覚えますし、そういう人の印象というのは悪くはありません。
そういう人から相談があれば、作る人は提案やアイデアも出すし、一緒になって考えてくれるものです。まるで他人事のような携わり方をしているような人の言うことは聞きたくもない、というのも制作者の本音です。
作業を簡単かどうかを決めるのは、本人であって他人が決めるものではない。
そんなの簡単だよ、が口癖の人(経営者)がいました。
プログラムについても、概念だけを聞けば自分で分かったように気になって、理屈的には簡単にできるだろう、と口に出して言ってしまうのです。
こういう言動って制作者はかちんときます。
現場でよくあるのが、その人の今までの作業のスピード感から「これって簡単だよね」と言ってしまうこと。自分で言うならともかく、人から言われるのって良い気がしません。
自分がやらない作業に対して「簡単だよね」「すぐ出来るよね」というのはその人の存在を無視した言い方です。
だからと言って個人の意見を尊重して、実際には1時間程度で出来る作業を1日とされてしまうと仕事になりません。制作者の言葉を鵜呑みにした工数やスケジュールを出して、クライアントを呆れさせたうえに、案件自体を失注したりするディレクターもいます。
「今までの○○くんのスピード感だと、1日でいけると思うんだけどどうかな?」
とか、こんなもんすぐやってくれよ、と思っていてもちょっと表現を変えるだけで、現場がスムーズに動きます。
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だったら自分でやれば良いじゃん、は制作者が思ってても言うべきではない。
だったら自分でやれよ!
この言葉も制作現場ではよく聞きます。聞くというか脳内で思ってる人はかなり多いでしょう。実際にキレて言ってしまう人もいると思います。
僕も制作の仕事をしていて20年近くたちますが、思ったのは何万回だか覚えてもいません。
しかし、これは愚痴でいう程度であればともかく、依頼している人や雇用主に対して思っていても言ってはならないと思います。むしろ言ってしまうことで自分たち制作者の値打ちを下げてしまいます。
というのは、仕事というのは自分ではできないこと、出来るけど時間をかけられないことに対して、給料や制作費という対価を支払って作業をしてもらっています。
自分で出来るのであればそりゃあやってるよ!というのが依頼している側の気持ちです。そもそも自分でやれよ、じゃあやるよ、では制作者は仕事がなくなってしまいます。
ディレクターなど間接的な役割の方に対してもそうで、制作者の代わりに制作者のミスをクライアントに謝りに行ったり、スケジュールを調整するのは、制作者にとってはやりたくないことをやってくれているので、そこは持ちつ持たれつという気持ちを忘れてはいけないと思います。
つい、感情的になってしまう気持ちは痛いほどよく分かるのですが、それを言っちゃあおしまいでしょ、と思うわけです。
最近、業務では作ることがめっきり少なくなってきましたが、定期的にこういうことを書くことで、制作現場の制作者の気持ちを忘れちまってはならないな、ということを再認識しております。
日本酒、焼酎の銘柄にこだわっていた僕が、酒の銘柄以上に大切だと感じた酒の楽しみ方。
僕の最近の晩酌は、1,000円以下のウイスキー(トリスやブラックニッカ、ホワイトホース)を飲むことが多くなってきました。
ツマミは簡単なもの。
妻が簡単なものを作ってはくれるのですが、缶詰やアタリメなどちょっとしたツマミを自分で買っています。
ウイスキーについてはコストパフォーマンスが良く、食事にも合わせやすいので最近はもっぱらウイスキー党になってしまいました。ハイボールや水割りと飲み方も選べますので、割と楽しめるお酒です。
今でこそ、酒の銘柄にそんなにこだわらなくなった僕ですが、かつては休日には焼酎や日本酒の入手困難な銘柄を求めて色々な酒屋を巡っていました。
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焼酎であれば森伊蔵や魔王、村尾、日本酒だと十四代など本まで買って入手困難な酒を求めていました。こういった入手困難なお酒は確かに美味しいです。コレクション的な部分もありましたが、実際に飲んでみると、入手しにくい理由が分かります。
今でも、たまに美味い地酒を飲みたいと思い、酒屋へ行ったりしますが、銘柄へのこだわりと執着はかなり収まってきました。
どちらかというと、酒の銘柄よりも酒を楽しみ方に重点を置くようになってきたように感じます。
酒を美味く飲むのに重要なのは、街と店の雰囲気と美味しく飲める健康状態。
このブログでも度々書いていますが、2年くらいまでから週に3日間は休肝日を設けるようにしました。連日飲酒していた時は、毎晩のように飲んでいた胃薬もかれこれ2年以上買っていません。飲むときには以前よりも量を飲んでしまうというデメリットもありますが、休肝日を設けてから胃腸の調子が良いことはたしかです。
連日飲酒していると、銘柄に幾らこだわっても惰性で飲んでしまいます。
惰性で飲んだ酒の味は銘柄が何だってほとんど同じです。
いくら銘柄にこだわって美味しいお酒でも、飲み過ぎて翌日に二日酔いになって飲んだことを後悔するようだと、意味がまったくありません。
酒を飲んで、「ああ、美味い」と思える健康状態を作る方が、銘柄を求めるより重要なことであることを最近身に染みて感じております。
あと、街と居酒屋の雰囲気。
僕は月に一回、給料日あとに独りで飲みに行くことが唯一の楽しみ、息抜きです。
子供が出来てからは、妻の視線もあり、好き勝手に飲みに行くこともなかなかできにくくなってきました。寧ろ一人で自由気ままに出歩くことすらままなりません。
そうすると、毎月一回だけの楽しみは、酒の銘柄よりもどこの街のどの店で飲むかが重要になってきます。
僕にとってみると、居酒屋だけでなく、街の雰囲気も結構重要です。
居酒屋の選択肢が多くあり、飲んだ後や前にちょっと寄れるそこそこ品ぞろえのある本屋がある、昔住んでいたところや学生時代に来ていた思い出のある街なんかも結構好きです。
居酒屋ではホッピー、日本酒は地酒の銘柄など指定せず、居酒屋指定の銘柄でお酒と頼んで出てくるものを飲んでいます。僕の通っているところでは、三重県のお酒「芳泉」を出しているところが多いです。
出来立てのツマミに酒があれば、なんだって美味いんです。
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秋田県名物バター餅は甘すぎず男性でも食べやすいスイーツです。
先日、田園都市線溝ノ口の改札付近で秋田物産展のようなお店が出ていたので、ひと昔前にちょっとした話題になったバター餅を買ってみました。
秋田物産展自体が数多くやっているものではないのと、当時はすぐに売り切れてしまいなかなか手に入らない代物でした。会社の帰りに買ったのですが、一日限定200個でもまだ十分買えました。
値段は450円で4つ入っています。
ひとつひとつが結構小さいので正直割高な感じはします。
でも、ものは試しですので、家族のお土産にひとつ買いました。
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持った感じかなりふるっふるで柔らかいです。
餅ではありますが、大福もちや餅よりはかなり柔らかいです。
なかなか味わったことのない感じですが、雪見だいふくのお餅の部分だけを集めてきてバター風味にしたような感じです。
バター餅というくらいなので、濃厚なバターの香りや中にバターが入っているのかという想像とはまったく違うものでした。
本当にほんのりとバターの香りがする程度です。
甘すぎず、普通の餅よりもモチモチ感が少ないので、あっさりと食べられます。
口の中で溶けやすいので小さな子供でも食べやすいのではないかと思います。
5歳の息子と2歳の娘は喜んで食べていました。
探してまで手に入れるものかというと、個人的にはどうかと思いますが、これはこれで話のネタとして買ってみる分にはおもしろいと思います。
秋田県では横手焼きそばやいぶりがっこ、きりたんぽなど色々と名物がありますが、個人的には小松屋のドリアン、内藤醤油店の秋田みそ、万能調味料の味どうらくの里などがおススメです。
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ネットで調べたら楽天でも売っているようです。
関東ではなかなか手に入りにくいので、興味のある方はネットで購入するのが早いかと思います。
【鷹松堂のバター餅】【バター餅プロコンテスト4年連続/BIG4選定】【秋田 バター餅 お菓子 グルメ お土産 ご当地 逸品 銘産 銘品】
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急にトイレに行きたくなっちゃった人のトイレ探しゲーム「THE我慢GO」をつくりました。
本日、Unityで第2作目となるゲーム「THE我慢GO」をAndroidアプリでリリースしました。(iPhoneアプリは今日明日に審査に出します。)
トイレ我慢ゲームシリーズと称して、トイレを我慢しているゲームを作ってきたのですが、そのシリーズの第6作目となります。
ゲーム内容としましては、漏れるまでの制限時間内にトイレを探して入る、迷路ゲームです。ある意味トイレへの脱出ゲームとでもいいましょうか。
僕はよく経験があるのですが、漏れそうなのに公園の汚いトイレとかしかなくて、選ぶ状況じゃないのに、綺麗なトイレを探してしまう。
そんな状況から着想を得て作りました。
全9ステージで、そんなに難しくはないので、通勤時間などにさくっと楽しんでいただけるのではないかと思っています。
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川崎の酒飲みのカフェ、昼から飲めるテング酒場で明るいうちから飲む。
年に数回しかない昼から飲める土曜日がやってきました。
僕は溝ノ口が通勤の最寄り駅で、飲むのも溝ノ口が多いのですが、朝一から時間的に自由な休日は川崎まで出ます。
目的は飲酒。
数年前からですが、遊ぶ=飲酒しか思いつかなくなってきました。
大体朝一番に家を出てチューハイ片手にブラブラとして昼から飲む店を探します。
今回やってきたのは、京急川崎駅から徒歩1分のテング酒場。
いつもなら昼飲みは中華食堂かどこかでニラレバにビールなぞとやるのですが、今回は昼のタイミングを外してしまい、中途半端な午後2時になってしまったので、休憩がてら入ってみました。
酒飲みにとっては、ちょっと休憩にカフェに入る気持ちで昼から飲める居酒屋です。
明かりで照らす必要のない真昼間から明かりのついているちょうちんがやばいです。
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昼の居酒屋は夜のリーマンの盛り上がりとはまったく異なる雰囲気。
店に入ると昼の2時だというのに、ほぼ満席状態でした。
40代以上と思われる方が多く、客の年齢層は結構高めです。
目の前には、昼ごはん代わりに来られているのか、お湯割りのイモ焼酎と焼きそばをもりもり食べるご老人。右隣では親子なのか同僚なのかカップルなのか分かりませんが、熱く教育について語る熟年のお二人。左隣ではすでに出来上がって、話をしたそうにこちらをチラチラみている男性。
昼から飲んでいる僕が言うのもおかしな話ですが、昼の居酒屋は夜のサラリーマンや学生が盛り上がっているような明るく騒がしい雰囲気ではなく、どこか暗く何かわけありのような思い空気が漂っていたように感じました。
疲れた胃にやさしい名物のモツ煮豆腐が最高。
雰囲気はともかく、入ってしまったので、何はともあれ最初に一杯はホッピー。
朝から酒飲んでほっつき歩いているので、すでに足がじんじん、すきっ腹にチューハイを飲んでいたので、胃も疲れています。
しかしホッピーは別腹。
缶チューハイはもう良いや、と思っていたのにホッピーは上手い。
ここのジョッキサイズだと中(追加焼酎)3杯はいけそうでしたが、この日は胃が疲れているせいもあり、2杯にとどめるようにしました。
そして、この店の名物らしきもつ煮豆腐。
醤油ベースの味付けで、あっさりとしていながらもモツの旨味が良く出ています。
熱々のスープに使った豆腐とスープが疲れた胃に優しい。
昼ごはんを食べていなかったこともあり、五臓六腑に染みわたるとはまさにこのことだと思いました。ネギがもう少し柔らかい白髪ねぎだと持って食べやすいと思いました。
焼き鳥はネギマとハツ。
待ち時間なく結構早くでてきます。無難です。
何の期待もなく昼から飲める居酒屋ということで入っただけですので、無難が一番です。それ以上のものはありません。
ここでも冷やしトマト。
これが少し残念。見た目美味しそうなのですが、食感がスカスカで、ちょっと良くないトマトでした。こういうこともあります。
夕方からの予定もあるので、この店では最後に下町ハイボールでシメ。
さっぱりとした甘さは缶チューハイの甘さとは違い、飲んだ後でもすっきりと飲めます。
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昼飯がてらに食べて飲んで1,900円くらいでした。
この後は本来の目的である元祖立ち飲み屋に16:00から行かないといけないので、さくっと飲んで帰りました。
川崎はちょっと歩けば次の店にハシゴ出来るので、酒飲みの足には優しい街です。
溝の口のコスパ最高の立ち飲み屋「とり玉」へ鶏ガラの丸焼きを食べに行ってきました。
妻子が帰省した週末の金曜日。
溝ノ口はどこの居酒屋も混んでいる中、結構入りやすい立ち飲み屋がたまいグループの「とり玉」。
焼き鳥が中心の立ち飲み屋です。溝ノ口駅北口から歩いて2分程度です。
田園都市線のガード下あたりにあります。
駅から来て、とり玉まで来る手前で右折すると、たまい本店のある居酒屋ストリートに流れていってしまうので、意外と週末などでも空いているのかも知れません。
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この日も金曜日ですが、やはり1席2席空いていたので、すんなりを入れました。
まずは無難にホッピー。
ジョッキが小さめなので、ホッピー一本に対して中(追加焼酎)のお替り3杯までいけます。大きなジョッキで飲むホッピーも美味しいですが、小さめのジョッキでちまちまと焼酎を追加してせこく飲むホッピーもまた格別です。
健康に気を使ってまずは冷やしトマト。
僕は毎回居酒屋で冷やしトマトを頼んでいて気が付いたのですが、トマトの質もお店によって結構異なります。
野菜の仕入れにも気を使っている居酒屋はみずみずしいトマトをきちんと出しますが、結構いい加減なお店だとシナシナになったトマトが出てきます。
シンプルなメニューですが、こういうところでお店の差が出てきます。
(最終的に飲んでしまうとどうでもよくはなるのですが、、)
とり玉はすぐに出てくる100円台のつまみの充実しています。
僕がいつも頼むのは、もつ煮込みの汁に使ったしみ豆腐です。
すきっ腹にホッピーを流し込んだ後にホッとする味です。
特に寒い季節はあったまります。
汁物を少しつまむと、胃にエンジンがかかったようになり、どんどん飲めるので不思議です。
他店ではあまり見ない鶏ガラの丸焼き
このお店に来る目的はこれ。鶏ガラの丸焼きです。
おでんの出汁に使った鳥ガラを丸焼きにして出してくれるのです。
しかもこれで250円!
クリスマスでもないのに、この丸焼き。
シンプルな塩味で、レモンを絞っていただきます。
最初はどこから食べて良いものか分かりませんでした。
食べ方としては、とにかくかぶり付くしかありません。独りで黙々とかぶりつくことを恥ずかしく思ってはいけません。ほとんどが骨ですので、骨の周りをしゃぶりながら、ぺっぺと小骨を出していきます。
一度出汁を取ったガラとはいえ、骨の周りの肉の旨味を充分に堪能できます。
ハツとかレバーも入っており、色んな部位を250円で楽しめるのがちょっと得した気になります。
最後はもうしゃぶり付くしかありません。
鶏ガラがあれば焼き鳥は頼まなくても大丈夫。
串5本盛りくらいにはお腹いっぱいになります。
食べてホッピー中3杯にハイボール1杯、もろもろ食べて飲んで2,000円弱。
コスパ良いしさくっと飲んで帰るには良いお店です。
個人的には立ち飲みでお通しが出てきてしまうのが少し残念ですが、週末でも比較的入りやすく回転も早いので、溝ノ口で週末さくっと飲むのにはおススメの居酒屋です。
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最後に。飛び出し注意!
あっぶねえ!!!
店の目の前をバスや自動車がびゅんびゅん通っていきます。
歩行者がそこそこ多いので、運転手も気を付けているとはいえ、酔っぱらってふらふらと店の前に出ていくと帰らぬ人となる可能性もあります。
すぐ近くに総合高津中央病院がありますが、注意に越したことはないでしょう。
溝の口で新オープンの居酒屋「炭火やきとん たまい」へ行ってきた。
子供が春休みに入り、家族が帰省中なのでここ数日間は平日禁酒を返上して連日居酒屋へ通っております。
僕は溝ノ口で飲んでいるのですが、溝ノ口というとたまいという居酒屋グループがかなり幅を利かせています。
居酒屋というとたまいグループがすぐに浮かぶ僕は、仕事中に何気なくたまいグループのWebサイトを眺めていると、2017/3/15に「炭火やきとん たまい」が新規オープンするという告知が。
ここ数年でたまいグループは溝ノ口を飲み込んでしまうかと思うくらいに新規店舗を続々オープンしています。古い店が潰れたりすると、すかさず跡地にたまいグループが花咲きます。
家族が帰省中のこのタイミングでこの新規オープン。
これは行ってみるしかない、ということで早速行ってきました。
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この日は木曜日ということもあり、客の入りは席に対して2/3くらいでした。
カウンターはすでにほぼ一杯で、何とか一席空いていて座ることができました。
奥の方に座敷もあり、結構人数は入るようです。
オープン記念で280円以下のドリンクが1杯無料です。
最初の一杯は無料の角ハイボール。
同じハイボールでも居酒屋のカウンターで飲むハイボールは何か違う。
休日の早めの飲酒も良いですが、仕事終わりの一杯もまた格別です。
たまいグループ独自ルール、最初に伝票を自分で書いた飲み物や食べ物はすべて10円引きはここでも健在です。
いつも頼んでいる冷やしトマトがなかったので、たまいグループで初めてのポテトサラダを頼んでみました。手作りだそうでふわっふわの食感に優しい味付けです。家で作ってもこうはいかない。
なぜ今までたまいグループに通っていて頼まなかったのかが悔やまれます。
甘味のあるポテトサラダに辛口の角ハイボールの組み合わせは最高です。
焼きトンはシロ、ハツ、コブクロを頼みました。
5本セットもあるようですが、冷めてしまうので3本程度で最近様子をみるようにしています。
初めて行く店ではタレにしています。
塩が無難なことは重々承知なのですが、その店の味付けを知るためにも、最初は必ずタレで頼みます。
まずは、シロ。
添えてある辛味噌を少し付けて食べると、グニグニとして食感に噛むたび口に広がる甘辛いタレの味、それが焼いたシロの香ばしさと絡まって、いつまででもグニグニ噛んでいたくなります。モツ特有の臭みはほぼありません。モツのサイズも大きく、溝ノ口界隈でも上位に入るのではないかと思われます。
ハツは噛むとジューシーな脂が口の中に広がります。シロとは異なり、肉食ってるな、という感じ。コブクロは噛みごたえがあり、シコシココリコリとして歯茎が気持ち良い。
ここの焼きトンはすべて玉ねぎが挟んであるのが何ともうれしい。
ネギマもそうですが、ちょっと間に肉以外の物が挟んであるとそれだけで美味しさが増すような気がします。
焼き鳥が中心のたまいグループの新しい顔を見た気がします。
たまい名物のハムカツです。
分厚いハムにカリカリの衣
ポテトサラダもそうですが、一人用と大人数用が選べるのがたまいグループの素敵なところです。
ホッピーは氷を入れない三冷と氷ありが選べます。
たまには三冷にしてみようと思い、氷なしでオーダーしました。
ホッピーは基本的には氷なしの三冷で飲むそうですが、これだとジョッキに並々注いだ時に中身(追加焼酎)を追加しにくのが難点です。
かといって写真のように中身追加を前提として注ぐと並々注げないので、何だかビジュアル的に物足りない。
中身をお替りすると当たり前のように氷ありで出てきましたが、やっぱり氷ありの方が飲んでて満足感があると感じます。酒はただ飲むだけでなくビジュアルも非常に重要だと最近思います。
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ハイボール2杯とホッピーセット中お替りで、しめて2,090円でした。
安い!
ここ数日外で飲んでいて、家で飲むと結構限界まで飲んでしまうのですが、外で飲むと帰ること値段、時間を気にしながら飲むので、ある意味節酒になるのかな、と思いました。
他のメニューはグループ名物のおでんを中心に他の店舗とそうは変わらない感じでした。ただ、意外だったのが名物の金運つくねではなく、つくねは普通のつくねだったことです。
焼きトンというと同じ西口商店街にはかとりやという強力な競合がいるので、ぜひ頑張っていただきたいものです。
焼き鳥を食べ飽きてしまった人は行ってみると良いかと思います。
制作会社の運営において社員を雇用すべきか?外注で仕事を回すべきか?
僕の周りというか僕の会社に発注してくださるクライアントは外部の制作会社を使って仕事を回しています。僕の知り合いで、制作業で起業された方でも、外部のフリーランスや制作会社を使って仕事を回している方が結構いらっしゃいます。
最近、制作業界では社員を雇わずに、最少人数で営業して仕事を受注し、実際の制作は外部に委託するというスタイルの制作会社が増えてきているように思います。
話を聞いてみると、やはり社員を雇うとなるとそれなりの固定費がかかる、というのが主な理由なようです。
僕の現在数名の社員がいる会社に所属していますが、社員を雇うことの大変さと、社員がいることのメリットの両方感じています。
外部のフリーランスや制作会社に発注すれば、社員を雇うより楽なのかというとそうでもありません。それぞれに良いところも不満の出るところもあります。(良いも悪いも管理している人によるところはありますが)
この記事のタイトルの、どちらが良いかということについては、一概ににどちらが良いかということは言えないかと思います。(結局はどちらにしても良い関係を築けるかどうかです。)
制作業界で、双方一緒に仕事をしてみて僕なりに感じたことを書いてみます。
これから制作で起業しようとされる方の参考になればと思います。
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かかる費用について
社員を雇用すると仕事のあるなしに関わらず、給与という固定費用がかかる。外注の場合はスポット的に費用を払えば良い。
当たり前のことですが、社員を雇用するということは、毎日会社に来てもらうかわりに、仕事があってもなくても毎月の給料が発生します。経営的な視点から見ると、まずここが一番のネックかな、と思います。
人数がいればそれなりの広さの事務所が必要ですし、社会保険など色々と会社で負担する費用も出てきます。
冒頭で書きましたが、僕の知り合いの制作会社でも、社員を雇うと色々と固定費がかかるから、制作自体は外注でディレクションと営業のみという会社が結構あります。(有難いことにそういう会社からも結構仕事をいただきます。)
仕事が沢山あって、一人の社員がいくつも仕事をこなしてくれると助かりますが、反対に仕事がなくてネットサーフィンしているような時間でも給料が発生します。会社によると思いますが、制作の仕事の数には波があります。
繁忙期には超忙しく、それが過ぎるとぽこっと時間が空いたりします。ぽこっと空いた時間にも様々な固定費が発生しています。
少しでも時間と人件費を無駄にしないために、経営者は社員の空いている時間をいかにうまく回して収益に結び付けるか、例えば自社サービスやツールを作るなどのことを考えないといけません。(制作の人に営業をやらせるわけにはいかないので。)
反対に外部の制作会社やフリーランスへ依頼する際は、その時だけスポット的に依頼すれば良いので、メンテナンス契約など結んでいなければ固定費はかかりません。
その分一回にかかる費用はそれなりですが、固定費という継続する人件費という精神的重みからは解放されると思います。
人間関係について
外注はビジネスとして仕事をこなしてくれるが、社員はそうはいかないこともある。
外部の会社に発注すると、発注した仕事に対してビジネスとして対応してくれます。こちらはお客さんですので、それなりに丁寧に文句も言わず対応してくれます。
ただ、ビジネスですので、見積り以上の要望などについては融通を利かせて対応してくれない場合が多いです。当たり前ですが「あ、ちょっとこっちも修正を」なんていうお願いにも追加費用がかかります。
その点、社員の場合は「ちょっと頼むよ」と融通を利かせた対応をしてもらえます。
何でもやってくれる、とまでは言いませんが追加費用関係なく修正や指示を出せます。
ただ、中には言う事を聞かない、言われたことをやらない人もいます。
人間ですので自己主張もしますし、意見が合わないと衝突もします。
外部の会社のように、ビジネスとして依頼したことを淡々と実行してくれない場合も多々あります。
当然のことで、家族以上に一緒にいる時間が長くなる社員ですから、そこには人間関係というものが出来てきます。仕事だからでは割り切れない関係性が発生します。
うまく関係性を築けるか、その関係性を楽しめる方は別だと思いますが、僕みたいな根っからの制作単独プレイヤーには未だに大変だと感じます。
対応のスピードについて
外注の場合、自分の都合だけで作業を進めることが出来ない場合もあるが、社員の場合は自分たちの中で優先順位を付けて対応ができる。
例えば、トラブルや急ぎで対応して欲しい案件は社員がいた方が対応しやすいです。
僕の会社は比較的対応が早いということで評価を得ており、これは社員の方が常にいてくれて、迅速に対応してくれているからに他なりません。
外部に依頼すると、契約内容にも依りますが、その都度見積りや発注といった手順が発生します。指示についても社員に対して指示するように「これ、やっておいて」というわけにもいきません。きちんと指示書を作る必要があったりします。
そういった制作外の間接的な時間がかなり発生します。
しかも外部の会社だとその会社の都合もあるので、すぐにやって欲しいことをすぐに対応して貰えない場合も多々あります。
制作業務においては、この時間ロスに対して、お客さんによっては対応が悪いというレッテルを貼られてしまう場合もあります。そうすると次の仕事が来なくなるというリスクとなります。
その反面、フリーランスの方などにお願いすると、休日や深夜関係なく対応してくださる方もいて助かる場合もあります。しかし、日中に必ず連絡がついて、すぐに対応してもらえるかというとそうでもありません。
その会社の仕事の仕方、お客さんとの関わり方だと思うのですが、個人的には対応面については、社員に軍配が上がるかと思っています。
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やはり一緒に働く人がいる方が楽しい。
社員とは目標や達成、成果などを共有できるが、外注との関係はあくまでビジネスでしかない。
個人的には、固定給とそれなりの保証をしてあげられるのであれば、社員を雇った方が良いかと思います。制作は商品の売買ではないので、制作過程で外注であれ、社員であれ、それなりにトラブルはあります。
制作を過程の仕事として考えると、外部の強力会社やフリーランスの方と一緒に仕事するのはその場限りです。会社の目標や売上について共有しませんし、一喜一憂することはありません。仕事の取引きがなくなると一切連絡を取らなくなることも多いです。
しかし、同じ釜の飯を食うとまでは言いませんが、社員というのは会社の一員ですので、色々なことを共有しますし、意見交換もします。
ちょっと相談したり雑談するような相手がいることは働きやすさにも繋がります。
また、一人の発想や力は限られています。
最終的には自分で決定すると言っても、周りに相談や意見交換をする人がいるのは大きな違いです。制作技術を高め合ってお互い切磋琢磨できます。やはり身近に自分の知らないことを知っている人、出来ないことを出来る人がいるのは、制作においてすごく刺激になります。
そういう仲間を求めて勉強会などの集まりに行かれる方もいると思います。
でもやっぱり身近な人の方が、本音で思ったことをざっくばらんに話やすいのかな、と僕は思います。
人間関係や仕事がうまくいかないと「ああ、こいつらはぁ!」と思うこともありますが、一緒に働くパートナーって制作をしていくうえで結構重要です。
ということで、僕は社員がいることのメリットを享受しているのですが、雇用している以上売上目標も常に高くなってきます。
自分の給料は何年も据え置きなのに、社員の給料アップや賞与など考えないといけません。賞与が出なかったり、給料がアップしなければ不満も出ますし、会社の空気もなんだかな、といった感じになります。
なかなかに難しいものですね。