たかもブログ

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藤沢でうなぎといえばここ!「一幸」で最高のうなぎ尽くしを味わってきた。

一幸

先日、藤沢ではうなぎと言えばここ、というくらいファンの多い、うなぎとふぐの専門店「一幸」さんへ行ってきました。

以前、僕は藤沢に住んでいたことがあり、一幸さんには2回ほど来たことがあります。

お店はかなり辺鄙なところにあり、車で来ないとかなり厳しいです。

最寄り駅は小田急江ノ島線の、長後か湘南台になるのですが、タクシーでも結構かかるところにあります。

それでも、土用の丑の日にはかなり待っているお客さんがいたので、人気のうなぎ屋さんだということが分かります。 

 

17時に予約していたのですが、30分ほど前に着いてしまったので、ハイボールを片手にあたりを散策します。

近くに養豚場があるらしく、辺り一面に家畜の臭いが強烈に漂っていました。

周辺の環境

ここは関東かと思うような田舎風景が続きます。

農園や養豚、養鶏をやっている場所らしく、卵や野菜の直売所もあります。

本当にのどかな場所で、ハイボール片手に歩いていると、本当に気持ちの良い場所です。

ただ、家畜の臭いはすごいです。

一幸玄関

さて、17時になりお店に灯りが付きました。

待っている先客はおらず、一番乗りで入ります。

以前、土用の丑の日に来た時は、待っている人が多くいましたが、普通の休日は混んでいないので、入りやすいですね。

今回は予約して行ったのですが、その後続々とお客さんが入ってきたので、予約をしていくのが無難です。

店内

店内は、こんな感じ。座敷席がほとんどです。

古き良き鰻屋さんといった感じです。

座敷席

子ども連れなので、今回は予約して個室の席を確保しました。

メニューを予約していたので、席に着くや否やすぐに鰻を持ってくるか聞かれます。

僕は酒を飲むので、妻と子供の分を先に持ってきてもらうよう、伝えます。

予約しないで来ると、焼き上がりまで30分程度待つようなので、子ども連れの方は、予約していった方が無難です。

小さな子どもはお腹が空いた状態で、30分も待ってられませんから。

ナンコツの唐揚げとビール

まずは瓶ビール。

酒飲みは、ビールを飲みながら鰻が焼けるのを待つ、ということが出来るので、鰻屋でもまったく待つことに苦痛はありません。

ビールを頼むと、うれしいことに、お通しで「うなぎの軟骨唐揚げ」が付いてきます。

ツマミに頼もうかと思っていたので、お酒を飲む人はお通しで付いてくると覚えておいた方が良いですね。

ひとりで食べるには、十分な量があります。

これだけでツマミを頼まなくても良いくらいです。

うな丼

子ども用のうな丼は頼んですぐに出てきました。

子どもたちがうな丼を頬張る姿をみていると、すぐに食べたくなりますが、ここは我慢です。

大人はきちんと晩酌をします。

ふぐの唐揚げ

 

一幸は「鰻とふぐ料理の店」ということで、奮発してふぐの唐揚げも注文。

肉付きのしっかりとしたフグで、噛み締めるとギュッとした弾力があり、鶏肉のような食感を味わえます。

ほろほろとした白身魚とは違った旨味があります。

肝串と兜のつくね

こちらは定番の肝串(350円(税抜き))と、珍しい兜のつくね串(280円(税抜き))です。

ヒレ串を食べたかったのですが、この日は品切れとのこと。

肝串はまったく臭みがなく、程よい苦みが心地よい。香りの強い食べ物が苦手な妻も美味しいと言っていました。

兜のつくねは、鰻の頭を砕いてつくねにしたもの。

ほろほろと柔らかく、これが鰻の頭であることは気が付きにくいくらい、柔らかく、癖などは全くありません。

子どもも喜んで食べていました。

日本酒

ここで日本酒を追加。

肝串にはやはり日本酒です。

肝の苦味と香りを日本酒の甘みでサッと洗い流すと、また次の一口を頬張りたくなります。やっぱり肝串は日本酒のアテに最高ですね。

うな重

そして、いよいよ「うな重」(3,050円)の登場です。

鰻屋さんで鰻を食べるのは、本当に何年ぶりです。

重箱には、隙間なく敷き詰められた鰻の蒲焼。

見た目にも楽しませてくれます。

一幸の鰻は、ふっくらしているというよりは、カリッと焼きあげて、噛んだ時の食感をきちんと感じられるかば焼きです。

僕はふんわりというよりは、こちらの方が好きです。

タレも上品な甘さで、食べやすい。

僕は「中国産の鰻でも十分美味しいじゃないか!」と強がっていたのですが、やはりお店で食べる国産のうなぎは最高ですね。

肝吸い

肝吸いはあっさりと、お酒を飲んだ後の胃に染みわたります。

鰻にはやはり味噌汁ではなく、お吸い物です。

ほろ酔いでうなぎを堪能し、後は妻の運転で帰るだけ。

最高の晩酌でした。

店員さんも親切な方は多く、気持ちの良いお店でした。

大人二人でうな重を食べ、子ども二人でうな丼を食べて、酒を飲んでも、お会計は一万円少しでした。

一幸さんはうなぎ専門店にしては、値段がかなりお手頃です。

それが地元でも愛される理由なのかもしれません。

今度は春先か夏に来て、子どもたちと昆虫探しをした後に、美味しい鰻を食べに来るのも良いかもしれません。

玄関

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