かなり久々に飲みに行ってきました。
今回は町田です。僕の好きなリーズナブルで美味い居酒屋「かぶら屋」が町田に出来たとのことで、行ってみようかと思ったのですが、勢い余って昼飲みになってしまいました。
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串カツでんがな
町田は24時間営業の居酒屋が多いので、昼飲みどころか朝飲みでも居酒屋には困りません。町田の街を歩いていると昼キャバの呼び込みをしていたりします。
町田を歩いていると、明るい夜なのではないかと錯覚しますが、家族連れで買い物に来ているファミリーや若いカップルがデートしている姿でかろうじて昼なんだ、と認識できるくらいです。
久々に飲みにいけるという開放感とドキドキ感で気持ちと体が先走って動いてしまい、お昼より早く着いてしまいました。
飲みに行けるとなると、夕方以降まで待てないのです。
特にどこの店に行こうかとか考えていなかったのですが、目にはいった串カツでんがなに入ります。客の数はゼロ、貸し切り状態です。
まずはホッピー。
ホッピーというと夜の居酒屋で飲むことが多いので、昼に飲むと不思議な気分になります。休日のランチでビールを一杯ともちょっと違うし、蕎麦屋で日本酒を一杯ともちょっと違う。
ジョッキも冷えておらず、力の抜けたホッピーです。
そこに、サービスのキャベツとソース。
ソースの二度漬けや箸をソースに付けることを禁ずるという説明を念を入れて説明をされます。どちらかというと服にソースが撥ねないかの方が心配です。
料理は串カツ5本盛りのみ。
何だかんだいってウインナーが一番美味しかったりします。
ホッピーと串カツってどうも駄菓子で酒を飲んでいるような気持ちになってきます。
中身(追加焼酎)をお替りして、お会計は1,500円くらいです。
さて、次の店はどこに行こうか。
ホルモン焼きのいくどんもやってるし、回転寿司で日本酒というのも良さそうだ。
ふらふらと歩きながら、ふと馬肉専門の柿島屋のことが頭をよぎりました。
たしかランチで昼から開いていたはず。
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柿島屋
柿島屋は馬肉専門店です。
馬肉料理のレパートリーが多いことも特徴で、ここでしか食べられないようなメニューも多々あります。町田に来たら柿島屋だろ、という知る人ぞ知る馬肉の名店です。
昼時ということもあり、店内はほぼ満席。
昼なのにすでに大繁盛の居酒屋の雰囲気です。
運よくすれ違いに出てきた先客がいて、なんとか待たずに席に着けました。
席は相席です。
テーブルをはさんで全然知らないおじいさんと一緒に飲むことになります。
正直コミュニケーションが苦手な僕からは話かけてくれるなオーラを無意識に発してしまいます。
店内を見回してみるとほとんどが老人。
馬力を付けてまだまだ若いもんには負けない、とでも言わんばかりの老人の数です。
ブドウ割り。これが飲みたかった。
正体不明なのですが、ブドウの香りと言われればブドウの香りのような香りのついた甘いシロップを焼酎(原液)に入れて飲みます。
梅割りのシロップは時々通販サイトで売っていたりして、家でも楽しめるのですが、ブドウ割りのシロップは探してもなかなかないのです。
駄菓子屋のジュースにありそうな、人工的に香りが焼酎に合うのです。
アルコール度数も高いので、何杯も飲むようなものではないのですが、定期的に飲みたくなるお酒です。 ウメ割とはちょっと違った人工的な味が癖になります。
まずは肉皿(煮込み)です。
脂身がほとんどないので、モツや牛すじの煮込みなんかとは違います。
感触としては、大和煮みたいな感じに近いです。
(大和煮はそれはそれでメニューにあるようです。)
歯ごたえがあり、少ししょっぱい味付けとなっており、これが甘いブドウ割とよく合います。
こちらは馬肉のメンチカツにカレーをかけたもの。
隣の席のカップルが食べていたのが気になって頼んでみました。
中は馬肉なのに意外とジューシー。
さくさくの衣とじわっと肉汁が出るタンパクな馬肉の味わい、そこに薄口のカレーのスパイスの味がほど良くマッチします。
ああ、確かにソースも良いけどカレーもね、という感じで納得する味です。
調子に乗って、店員に向かってうんうんなんて頷きながら店員に向けって親指を立てるゼスチャーをしちゃいそうな感じです。もちろんそんなことは絶対に出来ませんが。
最後にブドウ割りをもう一杯飲んで会計は1,500円程度。
皆さん飲んでシメに肉そばをすするか、肉なべを食べて蕎麦を入れてしめるという感じです。僕も蕎麦を食べたかったのですが、なんとなくシメのラーメンを食べたい感じもしたので、名残惜しく出てきました。
メニューはこんな感じです。
馬肉専門店はちょこちょこと見かけることがありますが、リーズナブルでバリエーションのある馬肉料理はやっぱり柿島屋が関東最強なのではないでしょうか。
飲んで食べてまた明るい。
時間をみると14時台。
まだまだ飲めると思いましたが、家族の顔がちらつくので帰路に着くことにしました。
最近は溝の口もたまいグループばかりで、自分の中でマンネリ化しつつあり、町田で昼飲みが新鮮に感じました。
やっぱり飲むにしても、いつもの通勤ルートではないところで飲むのは、ちょっとしたワクワク感もあり楽しいものです。
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