これからUnity5を学ぶUnity初心者すべてにおススメの一冊
先月くらいからUnity5の勉強を始めました。
アプリを作り始めてから、cocos2dxの参考書も買って勉強しようとしていたのですが、どうにも環境設定あたりから入り込めず、今まで数年間ゴリゴリと全部スクラッチで組み上げていました。
私の作っているアプリはそれほど作りが凝ったものではなく、ネタ系のアプリだったので、今までやってこれましたが、やはりもうちょっと凝ったものを作りたい、ということで、Unityを使って何かしようと思っています。
そこで、勉強するための参考書を本屋で色々物色していたのですが、「Unity5 3D/2Dゲーム開発実践入門 作りながら覚えるスマートフォンゲーム開発」という本が非常に分かりやすかったので紹介します。
二週間くらいかけて一通り、プログラムを写経したりして一冊分学習しました。
この本がどうして良いのかをポイントで挙げてみます。
Unityインターフェイスを使った図解が多い
私は参考書を選ぶポイントですが、やはり画面のどこをクリックして、どこに設定項目があるのか、Unityなどのソフトを使う際にそこが一番最初につまづくかどうかのポイントです。
そういう点で、この本は最初に説明したことでも、毎回新しい設定やオブジェクトを作る際にきちんと図解で説明してくれるので、忘れてしまったことでも再度思い出させてくれます。
とにかく初心者に向けて、分かりやすい本の構成だったのが、私が本屋でこの本を選んだポイントでした。
サンプルが実践的。サンプルを改造すればすぐにでもゲームが出来る。
サンプルが非常に魅力的で、プラモデルを組み立てた時の喜びのような感じでゲーム制作を学べます。
3Dも2Dもそのまま改造してリリースできちゃうほど、完成度の高い凝ったゲームです。しかも初心者でも手順をきちんと追っていけば自分で作れてしまう。
部分的ではなく、きちんとひとつのゲームアプリを完成させるという過程を追えるので、ゲーム作りが楽しくなります。
ソースコードの解説も親切。でもC#とかUnityのスクリプトは別に勉強しないと
ソースコードについても結構細かく解説してくれていますので、何をやっているのかがよく分かります。
しかし、C#やUnityの関数なんかは別にちゃんと勉強しないと自分の作りたいものを表現するのには少し足りないかと思います。
値段的にも、この内容であればかなりお得だと思いました。
あくまで初心者向けで3Dと2DでUnityを一通り学べるといった感じですが、これからゲームを作りたい、という人にはゲーム作りの楽しさも含めて体感できる一冊だと思います。
Unity5 3D/2Dゲーム開発実践入門 作りながら覚えるスマートフォンゲーム開発
- 作者: 吉谷幹人
- 出版社/メーカー: ソシム
- 発売日: 2015/07/24
- メディア: 単行本
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