オリジナルメニュー作り放題!しゃぶ葉でセルフの飲み放題が予想以上に楽しかった。
すかいらーくグループの株主優待券が余っていたので、生まれて初めてのしゃぶ葉へ行ってきました。ちなみに前回はステーキガストのハッピーアワーを堪能しています。
昼飯を味気ない調理パンひとつでやり過ごし、気合いを入れて食べ放題に臨みます。
17時ちょっと前と早めに行ったのですが、すでに混み始めていました。
店を出た頃にはかなりの人が待っていたので、人気の高さがうかがえます。
なぜ、しゃぶしゃぶかというと、最近購入した晩酌百景という本の中で、しゃぶしゃぶ飲みの楽しさが語られており、しゃぶしゃぶ食べ放題って楽しそう!と思い、週末はしゃぶしゃぶと心に決めていたのです。
そして実際に行ってみて、噂通りにしゃぶしゃぶ食べ放題は、無限の楽しみを創作できるエンターテイメントだと確認出来ました。
今回は、しゃぶ飲みのレポートをしたいと思います。
僕は、しゃぶ葉初心者なので、最初に店員さんの説明を受けます。
色々なコースがあって、ちょっと混乱しかけました。
選んだのは三元豚と牛肉も食べられるコース。
最初に、こんな感じで二種類のスープを選びます。
片方はノーマルでもうひとつは、辛味噌を選びました。辛い方は大人用のつもりでしたが、さほど辛くないので、子供でも違和感なく食べれる味付けです。
二種類にスープが別れているだけで、かなりの贅沢感を感じます。
酒はもちろん、飲み放題男性1,500円を選びます。
5杯くらいは飲む人は断然飲み放題がお得です。
詳しくは後述しますが、飲み放題はセルフです。
自分で冷蔵庫の中から、グラスやジョッキを取り出して、自分で注ぐタイプです。
ディナーは寿司の食べ放題付き。
食べ放題のディナーには寿司の食べ放題も付きます。
子供たちは寿司が好きなので、先にまぐろを頼みます。何種類か選べるみたいですが、僕は今回しゃぶしゃぶしか食べないつもりなので、寿司には見向きもしません。
寿司は妻に任せて、子供用にマグロをチョイス。
食べ放題でスペックを求めてはいけないと思うのですが、出てきたマグロの色や質感がかなり人工的に感じます。見ようによっては美しいのですが、見た目が食品サンプルのようでちょっと口に運ぶのを躊躇してしまう感じです。
実際に食べてみると、マグロと言われればそう、という感じです。
美味い!とは言い難いのですが、腹が減っていれば食べれるという代物です。
しゃぶしゃぶの食べ放題開幕
オーダーをした時点から100分制限のカウンターが始まります。
ここからが時間内にどれだけ飲み食いできるかのレースが始まります。
最初に、牛肉と豚肉が何皿かきます。
しゃぶしゃぶ用の肉なので、かなり薄いです。重箱の下が透けて見えます。
この重箱に重ねてくるのが曲者で、食べ終わったと思っていたら、下の箱に肉がまだはいっていた、などのケアレスミスを起こします。
このケアレスミスは、後半戦にやってしまうと、胃袋にかなりの負荷となります。
野菜は野菜バーでセルフで取ります。
家で鍋をやる時は、野菜の種類が限られるのですが、ここでは色々な種類が選べるので楽しい。楽しいけど、行ったり来たりするのはかなり忙しいです。
肉は頼めば運んでくれるのですが、野菜やタレはセルフなので、立ち食いをしているかのような感覚になります。これも食べ放題の醍醐味です。
タレも数種類から選び放題。
僕は無難にポン酢から。ポン酢にコショウ、ニンニク、ゆずコショウ、大根おろし、刻みネギ、オクラなど、家では出来ないオリジナルスペシャルダレを作成。
これが美味い!
僕はA4だとかA5だとか、プリント用紙みたいな肉のランクにはこだわりがないので、このタレだけで最高!
色々なタレがありますが、ポン酢一択で間違いない感じです。
せっかくなので、変わり種のトムヤムタレ。
トムヤムクン風味のスパイスが効いた味付けです。ここにオツマミ豆板醤を入れてみます。これは牛肉より、甘味のある豚肉に合います。
ちょっとクセがあるので、好き嫌いは分かれそうですが、ちょっとポン酢に飽きた時のアクセントには良いのではないでしょうか。
飲み放題はセルフだから制限時間をかなり有効に使える。
飲み放題はこんな感じで、生ビールとハイボールは自分で注ぎます。
ボタンひとつでうまいこと生ビールを注いでくれるので、生ビールを注いだことのない人でも何の心配もいりません。
自分で注ぎに行くのは、多少面倒ですが、店員さんにオーダーして持ってきてくれるのを待つよりは、時間差少なくコンスタントに飲めるので、最高なシステムです。
飲み放題なのに、店員が持ってくるのが遅かったりすると、損した気分になるのですが、これだと完全に自分のページで飲めるのでストレスフリーです。
生ビールを二杯ほど飲んで、次はその横のハイボール。
あまり期待していなかったのですが、濃さがちょうどよく、同じブラックニッカでも家で飲むより美味い。樽詰めだからなのか、柔らかみがあって、かなり飲み口の良いハイボールです。
カクテルバーでオリジナルカクテルも作れます。
今回は飲みませんでしたが、オリジナルのカクテルを作れるのは楽しいですね。
酒に関しては日本酒や本格焼酎など、なんでもありです。
こんな贅沢はありません。
1,500円なんて酒飲みにはすぐに元が取れる料金です。
途中からしゃぶしゃぶなんてどうでも良くなって、肉と野菜をぶち込んだ鍋となりました。100分という時間制限があるので、こうなることは最初の10分くらいで予想は出来ていました。
続いて赤ワインと白ワインを交互に飲みます。
どちらも飲みやすいファミレスワインです。
こういうので十分です。
赤ワインと白ワインを交互に飲む贅沢。
家だとなかなか出来ない贅沢です。
しゃぶしゃぶでワインなんて、トレンディードラマのようですね。
正直、しゃぶしゃぶに合うかと言ったら微妙ですが。
食べ放題では、食べないと損、という貧乏根性が働き、ひたすら牛肉を食い散らかします。ワインと牛肉。
タレはポン酢一辺倒。
次回再訪しても、僕は自分の考案したタレでいくでしょう。
後半戦、家族の反対を押し切って、貧乏根性丸出しの、牛肉追加5皿。
体重のことなど考えない、限界チャレンジです。
シメのオリジナル牛しゃぶカレー
しゃぶ葉はカレーも食べ放題。
インド風カレーと普通のカレーの二種類が選べます。
通常のカレーは、ステーキガストの食べ放題のカレーとよく似ています。
インド風の方がちょっとスパイシーかな、と言った感じ。
酔っているせいか、味の違いがよく分からなくなってきています。
意識して夜の炭水化物は控えているのですが、ここでは解放して、シメのカレーです。
ラーメンもあるのですが、しゃぶしゃぶでかなりの水分を取っているので、シメはごはん物にしました。
カレーにしゃぶしゃぶした牛肉を乗せた、オリジナルしゃぶ牛カレーの完成です。
こうやってオリジナルメニューを編み出しながら食べられるのがしゃぶ葉の魅力です。
行列の出来る自分で作るワッフル屋さん
最後にデザート。
ファミレス飲みの良いところはデザートまで食べられるところです。
居酒屋に行くと、スイーツメニューがあったとしても、なかなか恥ずかしくてオーダーできません。
デザートも色々あるのですが、今回選んだのはワッフルです。
こちらは自分で作って食べるタイプで、一人当たり2分かかるので、長蛇の列が出来ておりました。
こんな感じでワッフルの素と、隣にワッフルを焼く機会があります。
挟んで焼くだけ、ホットサンドを作るのと容量はほぼ同じです。
女子中学生たちに紛れて、酒気帯びおじさんもお皿を持って並びます。
家族出来ていると、子供や妻のために並んでるんだよ感が出るので、羞恥心がかき消されます。
ほどなくして、ソフトクリームをかけた、オリジナルワッフルが完成。
出来立ての温かいワッフルにしゃりっとした食感のソフトクリームが絶妙に合います!
これは酒飲みでもついついお替りしたくなるデザートです。
ソフトクリームが濃厚系ではなく、あっさりしているのが食べやすいです。
あと、10分のところで満腹になり終了です。
しゃぶしゃぶは水分でお腹がタプタプになるので、酒と合わせるのには向いていないと思っていましたが、意外と楽しかったです。
しゃぶ葉はランチだとさらに安く、平日は時間制限すらないので、かなりコスパの高い昼飲みが出来るのではないかと思います。
しゃぶしゃぶ食べ放題は、工夫の仕方でまだまだオリジナルメニュー開拓の余地があります。是非またしゃぶ葉でしゃぶ飲みをしたいと思います。