自宅で出来る懸垂マシンを設置してみたら、住宅ローン残債が30年以上もある俺の中古戸建に穴が開いた。
先日、自宅でできる懸垂マシンを購入しました。
懸垂マシンはずっとほしかったのですが、たまらまamazonで安くて良さそうなのを見つけたので、即購入。買ったのはこれです。
僕は週3回、自宅で腕立て伏せなどの自重の筋トレをしています。しかし、なかなか肩甲骨周りが鍛えられず、仕事でPCに向かっているせいか、左肩甲骨のコリがひどいのです。
そこで、肩甲骨周りにきちんと筋肉をつけて肩こりを防止しようと、懸垂マシンを購入しました。
購入したのはドアに突っ張ってつけるタイプのもの。
場所も取らないし、自分の部屋のドアに付けて懸垂トレーニングができるも尾だと思っていました。これで、自宅ジム完成!なんて調子に乗っていたら、まだ30年以上も住宅ローンが残っている中古戸建に穴が開きました。
これからドアに付けるタイプの懸垂マシンの購入を検討している方のために、失敗談を書いてみたいと思います。
懸垂マシンは本来こんな感じで突っ張り棒のような感じで取り付けます。
こうやってドアのところ、柱のあるところに取り付けるのが正解。
かなり突っ張りが強く、体重が60Kgの僕がぶら下がってもびくともしません。
あまり強く突っ張りすぎると柱が湾曲するみたいなので注意が必要です。
一応、ネジで固定できるようになっています。
安全のためにネジできちんと固定することが推奨されています。
しかし、ネジ止めしなくてもかなり強く突っ張るので、賃貸など壁に穴を開けられないという人でも気軽に懸垂ができるのです。
一応100Kgまでが許容範囲ですが、ネジで固定しないといつ外れるかという恐怖との闘いになりますので、ねじ止めが許される方はネジできちんと固定したほうが良いでしょう。
ちなみに僕はネジでは固定せずに、低めに取り付けて寝ながらぶら下がるようにして、懸垂をしています。これが良いやり方なのかは分かりませんが、一応肩甲骨回りに負荷を感じるので、しばらくはこれでやってみようかと思っています。
これでも外れたらどうしようという恐怖心は消えませんが。
柱のない壁にネジで固定したら壁が崩壊
さて、購入してすぐに僕は二階の壁に懸垂マシンを取り付けて、廊下を懸垂ジムにしようと計画しました。いつもテレビを聞きながら筋トレしているので、テレビのある部屋に取り付けようと思ったのですが、それは妻に反対されました。
ネジで豪快に固定金具を壁に打ち込みます。
賃貸ではできない、これが持ち家の醍醐味じゃい!と半ばDIY気取りで、インパクトドライバーで壁にネジを打ち付けます。
30分もかからず、取り付け完了。
自宅ジムの完成です。これでいちいち公園の鉄棒で懸垂する必要なんてありません。
試しに早速ぶら下がってみると、、おお!ぶら下がれる。
しかし、もう一度全体重でぶら下がってみると、壁から炭酸がはじけるような音がします。
なにこれ?どういうこと?
最初何が起きているのかわかりませんでした。
何が起きているのかわからないので、そのまま懸垂を一回してみたら、さらに壁がめりめりと音を立てて懸垂マシンが下に下がってきます。
やっちまった!
ここで初めて事の重大さに気が付きました。
急いで取り外して見るとこんな感じで壁に大きなへこみが。
画鋲を打つことすら躊躇していた家に、何の目的も利用価値も意味もないへこみを作っまいました。
子供たちに家を汚すな!壁に落書きは絶対にするな!と散々注意していた、この家の主である僕が最初に大失敗をやってしまいました。
黙ってようかとも思いましたが、さも当たり前のように「ちょっと穴が開いちゃった」と妻に報告すると、すぐに見に来て「嘘でしょ?!」と大きな声を出すので、ちょっとイラッときましたが、すぐに平謝り。
ご機嫌伺いで妻に、ドアに付け直した懸垂マシンを指して「やってみる?」と伺ってみると、家を壊すな!と叱られました。
よく説明を読むと柱のない壁などに取り付けると、突っ張りで壁に穴が開く恐れがある旨が、きちんと記載してありました。
突っ張りタイプの懸垂マシンはかなり突っ張り力が強いです。
必ず柱のあるところに取り付けましょう。
設置を間違えなければ、かなり頑丈にできており、自宅でも懸垂ができるのでお勧めです。
これが1,000円台で購入できるのですから、これはお買い得だと思います。
設置を間違えなければね!