たかもブログ

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制作会社で転職を4回してみて感じた環境と評価のこと。同じ働きっぷりでも職場によって評価は180度違う。

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僕は転職歴が4回ほどあります。
最初はシステムエンジニアとしてシステム会社で働き、その後はWeb制作会社を2社で今の制作会社に身を落ち着けています。

社会人になってからずっと何かを作る制作業界におります。

僕の転職歴が多いのか少ないのか分かりませんが、転職をするとその会社によって同じような仕事をしていても評価も異なりますし、自分の持っているスキルや能力の活かし方が全然違ってきます。

例えばA社でけちょんけちょんに駄目出しされて、仕事が出来ない奴というレッテルを貼られたとします。(小さな会社は閉鎖的なのでこういうことが良く起きます。)

でも、B社に行くと同じ仕事の仕方でも、結構頼りにされてやりがいを感じる。
僕自身、最初に入ったデザイン会社では未経験だったこともあり、最初は駄目な奴でしたが、今は制作会社の経営に携わっています。

自分が特にスキルアップしたとは思いません。
では、同じ人間が同じような仕事をしていてなぜこういったことが起きるのか。
本人がどうこうというより、会社の環境によって180度評価が異なり、それによって引き出される能力が異なるのではないかと思います。

そこで、制作会社における環境の違いについて、僕の経験から考察してみたいと思います。制作業界で自分に合った転職先を見つける少しのヒントになればと思います。

 

会社によってスピード感が違う。

要求される制作スピードは会社によって異なります。同じWeb制作の仕事でも会社によって要求されるスピード感はかなり異なります。

仕事はとにかく早いほうが良いに決まっています。

しかし、会社の雰囲気によってバッファをみてゆっくり作業する会社もあれば、やれることは素早くやって報告する会社もあります。これは雰囲気というか社風ですかね。

たとえば、大きな会社で単価が高く制作期間の長いプロジェクトの場合、そんなにスピード感は要求されないことも多いです。(後半になって炎上したりしますが)

しかし、小さな会社で安い単価の仕事をたくさん請け負っている会社だと、早く仕事をこなしていかないといけません。安い仕事はたくさん回さないと利益が出ないからです。

僕は比較的規模の大きいシステム会社で働いており、転職して社員6名くらいのデザイン会社に入ったら、未経験だったこともありスピード感について行けずに評価がかなり悪かったです。

それまで上司からの評価もそんなに悪くなく、辞める時も結構説得されたので、自分なりにしっかり仕事をする自信があったのですが、小さな制作会社に入ってコテンパにやられて結構落ち込んだ記憶があります。

社員が10名にも満たないような小さな制作会社ではスピードが要求されます。
転職してみて最初にここにつまづきました。

会社によって肩書に対する作業範囲が異なる。

会社にも依りますが、Web制作の業界は比較的役割分担が細かい、と思います。

僕はこの肩書きなので、この仕事は僕の仕事ではない、ということを当たり前のように主張します。

当然の話なのかもしれませんが、最初に入ったデザイン会社からWeb制作会社に転職した際、役割の細分化が衝撃的で、これだけやってればよいの?と拍子抜けした覚えがあります。

同じ規模の会社で同じWeb制作でもこんなにひとりの負担が違うんだ、とちょっとびっくりしました。 
実際に役割分担がきっちりしている制作会社で働いてみて、役割分担の大切さを感じました。というのは、一人が多くのことを兼業すると、誰がやるのか分からない作業が出てくるのです。

そうすると、自分は色々なことをやっていて手一杯だ、とみんながみんな主張するようになり、上手く仕事が回らないということが発生します。
役割がきっちりしていると、責任を持って取り組まざるを得なくなるので、誰の仕事でもない仕事みたいなことが発生しません。

自分の役割をきっちりとこなせば、評価が悪くなることもありません。
これは入社してみないと分からないことですが、どういった体制で仕事をするのか、最初の面接の際にきちんと確認した方が良いでしょう。

なんでもやらないといけない会社は本当に事務処理から全部やらないといけなかったりします。そして、モタモタしていると評価が下がります。

都内から離れた会社だとちょっと雰囲気が違う。

僕は神奈川県出身なのですが、東京都内の会社でずっと10年近く勤めて、一度神奈川県の制作会社に転職したらずいぶん気持ちが楽になりました。

会社にもよると思うのですが、神奈川県の会社の方がアットホームな雰囲気でピリピリしていないように感じました。

やはり、自分の好きな地域、慣れた地域で仕事をするというのは、幾分自分の中でもリラックスして働けるものです。

通勤時のストレスもかなり異なりますし、都内で働いているよりも、ストレスが少ないように感じました。僕の印象だけの話ですが、働く場所によっても通勤へのテンションが変わってくるので、働く場所大事だと思います。

ただ、自分が経営側に立ってみると、神奈川県ではなかなか仕事が取れず、東京都内に移転してから仕事が取れるようになりました。
神奈川県であっても、東京都内の制作会社を探している会社も多く、仕事のやりがいとか大きさであればやはり都内に軍配が上がるように感じます。

 

会社の上司や社長より、クライアントの方が本当の働きっぷりを見てくれているもの。

会社での評価は、評価する上司や経営者がどういう見方をするかによります。
これが営業職であれば売上という数字がすべてなのでしょう。

しかし、制作業界だとこれが非常に分かりにくい。
評価する人の好き嫌いなどの感情も入ってくるでしょうし、評価する人が良しと思っていることが正解なので仕事への取り組み姿勢なんかも評価の対象となるでしょう。

評価する人によって大きく変わってきます。

いくらスキルがあって優秀でも、その人に振る仕事がないと、その人の評価というのは良くはなりません。売上に貢献していない、とみなされて評価が下がることも考えられます。

社長や上司が現場を見ていないから分からないんだ。
という非難の声を聞くことが多々あります。

しかし、制作の仕事というのは社内の仕事ではなく、クライアントへ向けた仕事です。
誠意をもってきちんと仕事をしていると、たとえ所属している会社の雰囲気や社風に合わなくても、お客さんはきちんと見てくれています。

実際、ちゃんと仕事をしていると、転職する際にクライアント先に誘われたり、独立後に昔のクライアントから声がかかることも多々あります。
制作の仕事は横の繋がりが大きいので、社内での評価も重要ですが、クライアントを大切にした方が、後々の自分のためになると思います。

ちなみに僕も現在の会社のスタートアップに携わることになったのは、もともとクライアントになるはずの方でしたので、真面目にやっていれば色々な機会に恵まれるものです。

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結局、会社での評価っていうのは、会社(経営者)の持っている価値観をいかに自分が合っているかによるものだと思います。

自分に仕事が出来ないのではなく、自分のペースと会社のペースが違うのだと思うと、気持ちが楽になります。

大きな会社と小さな会社では仕事の流れやペースが大きく異なりますので、自分の性格上、どっちがあっているのかよく考えてから会社を選ぶと良いのかもしれません。