たかもブログ

溝の口周辺のこと、スマホゲーム開発、Web制作のことなど好きなことを何でも書いています。事実のみです。

どうして他人の肩書きのことを批判をしてしまうのか?制作業界の肩書のこと。

最近、誰それは作家と名乗っているけど作家ではないとかなんとかいう議論をネットでみました。端から見ていると、ライターでも作家でも本を出してるか否かくらいにしか感じないんですけど、同じ文章を書く人の中ではそうではないんですよね。

しかし、作家に限らず他人の肩書きに対して突っ込みを入れることって結構あります。

僕が働いているWeb制作業界でも、肩書きでみんな役割分担をして仕事しているので、自分の肩書きにすごく敏感です。そして他人の肩書にも敏感です。

例えば「デザイナーなのに」など、本人の働きぶりを非難する時に「○○なのに」という表現で肩書きを使われることって結構多いです。
お店の料理が自分の口に合わなかった時、「料理人なのに何でもっと美味いものつくれないんだ!」とはなりませんよね。不味い店だらかもう行かない、となります。

でも、デザインの場合は制作のみならず、肩書きから否定されてしまう。

では、なぜ制作業界では肩書きに敏感になり、肩書きについて叩かれたりするのでしょうか。

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肩書きに対しての期待値の違い。

肩書きに対しての期待値って人によって違います。
例えば、僕は制作業界にいて色々なデザイナーの方と仕事をさせていただいて、大体どういう人がいてどんな感じなのか分かります。ようは同じ肩書きのデザイナーでも腕はピンキリです。(すいません。それはどんな肩書きでもそうですが、あくまで一例として)

しかし、お客さんによってはデザイナーといえばデザインに関しては万能で、自分の想像を超える何か凄いものを作ってくれる人、という幻想を抱いている人もいるわけです。(本当に沢山います。)

そこで、実際の平均的に職業として働いているデザイナーとの温度差が生まれてしまうことはよくあります。デザインの件に関していえば、その人の実力も大いにあるのですが、期待値の差を感じることは多々あります。

肩書きの敷居が低すぎる。

そもそも、制作業界の肩書って資格を取る必要もないし、名乗ったもん勝ちなところがあります。制作会社によってはアシスタントから始まって、なんていう過程でやっと肩書を貰えるところもありますが、小さい会社だと専門学校出ていきなりデザイナーとかエンジニアなんて肩書きを貰えます。

10年やってる人も1ヶ月未満の人も肩書き上は同じなんですね。

そうすると10年やっている人は、1ヶ月未満の人に文句や突っ込みのひとつもいれたくなってくるわけです。

肩書き=プロでその肩書で食っている人という面では、給料もらいながらその仕事で働いていれば偽ってはいないと思うのですが、同列に並べられると長年やっている人は面白くない面もありますよね。

最近ではフリーランスで独立して、いきなり肩書きを名乗る人もいるので、長年苦労してアシスタントからやっと慣れた人は心中穏やかではないと思います。

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同じような作業でも肩書でランクがある。

例えばシステム開発では上流工程(仕様設計)とそれ以降(実際の開発)の下流工程があります。その携わる工程によって肩書きが変わってくることがあります。

上流と下流で何となくですが、ランクが付いているような雰囲気が出てきます。上流が下流に指示を出すので、上流の方が上っぽく見えますよね。

そういう雰囲気を制作者の中には敏感に感じ取る人も多いです。

実際には上流のこともやってるのに今の肩書き変えて欲しい、とかぼやいている人を何回か見たことがあります。

いろんな肩書作り過ぎ。

特にWeb業界では、数年間の間に今まで聞いたことのないような肩書きの人が出てきます。肩書きも多すぎると、その人は何を出来るのかもはやよく分からなくなってきます。
現にWeb業界では一体何を出来るのか、名刺をもらってもピンと来ない肩書も出てきています。

名刺の肩書きって、そもそも初対面でその人が何が出来て、何の役割で仕事に携わってるのか知るためのものです。それなのに、パッと見て何やるのか質問しなければ分からないような肩書きって意味あるのかな、と思っちゃいます。

もちろん、制作過程できちんと専門分野について研究しているので、肩書きの細分化がされているのは分かります。でも、よく分からない肩書って逆にWeb業界以外の人に見せる時恥ずかしいんですよね。 

肩書きって継続して他人から認めてもらうのが一番大切

肩書きってうれしいです。
僕もWeb制作業界で初めてディレクターという肩書き貰った時はうれしかった覚えがあります。

個人的には自分がそれで頑張れるのであれば、肩書きを名乗ってその肩書を守るために頑張って働けば良いのではないかと思います。

最初は肩書き負けしていたとしても、いつかは肩書きに追いつくのではないでしょうか。

ただ、肩書きをもらうのがゴールになっている人もいます。肩書きをもらって、そこで努力することを辞めてしまうのは良くないと思います。

個人的に名乗るのは簡単ですが、自分だけそう思ってても周りの人がそう思ってないのは滑稽です。名乗ったり貰った肩書きに見合うスキルの維持継続と、他人から認め続けて貰う努力は必要なのだと思います。

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