日本酒、焼酎の銘柄にこだわっていた僕が、酒の銘柄以上に大切だと感じた酒の楽しみ方。
僕の最近の晩酌は、1,000円以下のウイスキー(トリスやブラックニッカ、ホワイトホース)を飲むことが多くなってきました。
ツマミは簡単なもの。
妻が簡単なものを作ってはくれるのですが、缶詰やアタリメなどちょっとしたツマミを自分で買っています。
ウイスキーについてはコストパフォーマンスが良く、食事にも合わせやすいので最近はもっぱらウイスキー党になってしまいました。ハイボールや水割りと飲み方も選べますので、割と楽しめるお酒です。
今でこそ、酒の銘柄にそんなにこだわらなくなった僕ですが、かつては休日には焼酎や日本酒の入手困難な銘柄を求めて色々な酒屋を巡っていました。
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焼酎であれば森伊蔵や魔王、村尾、日本酒だと十四代など本まで買って入手困難な酒を求めていました。こういった入手困難なお酒は確かに美味しいです。コレクション的な部分もありましたが、実際に飲んでみると、入手しにくい理由が分かります。
今でも、たまに美味い地酒を飲みたいと思い、酒屋へ行ったりしますが、銘柄へのこだわりと執着はかなり収まってきました。
どちらかというと、酒の銘柄よりも酒を楽しみ方に重点を置くようになってきたように感じます。
酒を美味く飲むのに重要なのは、街と店の雰囲気と美味しく飲める健康状態。
このブログでも度々書いていますが、2年くらいまでから週に3日間は休肝日を設けるようにしました。連日飲酒していた時は、毎晩のように飲んでいた胃薬もかれこれ2年以上買っていません。飲むときには以前よりも量を飲んでしまうというデメリットもありますが、休肝日を設けてから胃腸の調子が良いことはたしかです。
連日飲酒していると、銘柄に幾らこだわっても惰性で飲んでしまいます。
惰性で飲んだ酒の味は銘柄が何だってほとんど同じです。
いくら銘柄にこだわって美味しいお酒でも、飲み過ぎて翌日に二日酔いになって飲んだことを後悔するようだと、意味がまったくありません。
酒を飲んで、「ああ、美味い」と思える健康状態を作る方が、銘柄を求めるより重要なことであることを最近身に染みて感じております。
あと、街と居酒屋の雰囲気。
僕は月に一回、給料日あとに独りで飲みに行くことが唯一の楽しみ、息抜きです。
子供が出来てからは、妻の視線もあり、好き勝手に飲みに行くこともなかなかできにくくなってきました。寧ろ一人で自由気ままに出歩くことすらままなりません。
そうすると、毎月一回だけの楽しみは、酒の銘柄よりもどこの街のどの店で飲むかが重要になってきます。
僕にとってみると、居酒屋だけでなく、街の雰囲気も結構重要です。
居酒屋の選択肢が多くあり、飲んだ後や前にちょっと寄れるそこそこ品ぞろえのある本屋がある、昔住んでいたところや学生時代に来ていた思い出のある街なんかも結構好きです。
居酒屋ではホッピー、日本酒は地酒の銘柄など指定せず、居酒屋指定の銘柄でお酒と頼んで出てくるものを飲んでいます。僕の通っているところでは、三重県のお酒「芳泉」を出しているところが多いです。
出来立てのツマミに酒があれば、なんだって美味いんです。
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