たかもブログ

お酒、スマホゲーム開発、Web制作のことなど好きなことを何でも書いています。事実のみすべて主観です。

エンジニアにとって個人開発という副業は大切なスキルアップ

 

最近話題になりがちな副業ですが、エンジニアが個人開発で収益を得るような副業は個人的にはありだと思っています。
特に個人でアプリやWebサービスを作って収益を得る、というプロセスは非常に勉強になり、実務にも活きてきます。

副業OKな企業も増えてきたそうですが、まだまだ副業禁止の風習は残っています。
副業が会社にもたらすプラス面もある、ということを古い体質の会社や経営者には理解出来ていないのだと思います。

そういった観点で、エンジニアのスキルアップと個人開発という副業のあり方について考えてみました。

 

副業禁止は結局のところ浮気防止策

副業禁止というのは、帰宅後や休日のプライベートな時間の使い方に対しての制限です。そもそも就業規則に入っている事自体ちょっと不思議です。

表向きは本業に集中して欲しいとか色々言いますが、結局のところ個人で頑張って稼がないで会社の売り上げにその分貢献してよ、ということです。

簡単にいうと浮気防止というか、私のことちゃんと見てて考えてて、という感じだと思います。

 

 

広告掲載もスキルアップのひとつ

よくプライベートな時間を使ってスキルアップすべきだ、というようなことを言われます。これはその通りだと個人的には思っています。モノづくりはその位突っ込んでやっていかないとクリエイターなんて名乗るなよ!と個人開発者としては思ってしまいます。

スキルアップといっても、開発というのはただ参考書を眺めていたって出来ません。
実際に作って動かして応用して自分で作ることが重要です。

その過程で作ったものに対してアフィリエイトやアドセンス広告を貼ってたまたま得た収益が副業になってしまいます。

でも、広告を貼るのもスキルアップのひとつだと思うのです。

例えば、アプリに広告を貼るうえで、どこに貼ると収益性が高い、とかどういうアプリが収益性が高いなんていうことは会社で実験するにはリスクが高いです。
こういう時、個人で作ったアプリの経験などは必ず活きてきます。

例えばAdmobなどの貼り方ひとつ取ってみても、やったことある人とない人ではかかる工数が変わってきます。貼る場所などの検討も経験値に勝るものはありません。

 

経営者目線的なことは副業で学べる

よくいう「経営者目線で」みたいなことは、個人で何かを作って収益を得ることで十分に学べるのではないでしょうか。経営者の立場に立って会社の仕事を考えろ、と言われてもピンとくるわけないと思います。ピンとくるならそもそも会社員なんてやってないでしょう。

ところが自分で作って収益を得るという過程があると、この経営者目線がよく分かってきます。実際に小遣いレベルの収益では暮らせませんし、会社としては成り立ちません。ということはどのくらいの収益を上げて、そのためには自分一人でアプリ作ったのでは効率悪いから人に頼んで、頼むとするとその分の人件費がかかるから、、などなどまさに経営者目線を学べるわけです。

 

 

会社の主張もある程度分かります。
副業といっても色々ありますので、一概に全部OKとは私は思いません。
休日や終業後に肉体労働とかの副業されて、実務の時間に居眠りしていたりしたら迷惑このうえありません。

ただ、個人開発に関してはありなんじゃないのかな、もう少し色々な会社で緩和されると個人開発者としては刺激的だと思うのです。

個人開発を会社に持ってきて内職されたらたまりませんけどね。