まずは1本リリース!初心者が挫折しないで個人アプリをリリースするための勉強方法
アプリを作ったことのない方がアプリ開発を覚えようとする時、挫折しないでまずは1本リリースするための勉強のポイントを書いてみます。
アプリって内容は置いておいて、取りあえず、作れるものを完成してリリースするところから始まると思います。
アプリをリリースするのって、審査があったり申請するまでの手順があったりするので、結構道が長いです。なので、まずはその工程を一通り経験するというのがポイントだと思います。
技術書を買ってコツコツと勉強するのも良いですが、作りたいならまずはリリースです。
僕は最初にうんちを我慢する単純なゲームを作りました。
(今でもその単純からあまり抜け出せてませんが。。)
このゲームはIphoneアプリの勉強がてら作りました。
iPhoneアプリを一度も作ったことがない中、まずは何かリリースしたい!と思い勉強を始めましたが、飽き性の自分の性格上、1ヶ月くらいが限界だろうということで、作れそうなアプリを作りました。
Unityとかcocos2dxとか色々便利なツールもあるのですが、僕の場合は馬鹿なのでいまいち覚えきれず、相変わらずゴリゴリ自分で作っています。
最初に、何も出来ない状態なので、まずは自分に出来そうなことを技術書の中から探しました。そして、出来るそうなことの中から出来そうなアプリのアイデアを考えました。
その結果がこのアプリというわけです。
人にも依りますが、難しいところから入ってしまうと、勉強に時間がかかり挫折してしまう人もいるのではないかと思います。
では、具体的に何をピンポイントで覚えたら良いか。
自分なりにやってきた経験で勉強のポイントをまとめてみました。
1. まず、ifとforの使い方は覚える
最初に関数定義とか覚えてきれいに作ろうとすると、気が遠くなるので、まずはゴリゴリとソースコードを書いていけば良いと思います。
そのうえで、基礎的な構文は覚えないといけません。
色々ありますが、まずはこうなったら(if)何をする、これを何回繰り返す(for)くらいをきちんと使えれば良いかと思います。
作りたいものにも依りますが、本当にまず何か作りたい!のであれば、汚いソースコードになったとしても、この辺りを理解していれば、何かしら作れると思います。
2. タップして何かする動作をマスターする。
ボタンをタップして何かを表示する。
動きとしては、ここがスタートだと思います。
技術書を買うと、まずプログラムの歴史だとか基礎について色々書かれていますが、そこから読もうとすると、よく理解出来ずに気が遠くなって辞めたくなります。
なので、目次をパラパラめくって、タップした時の動きが書いてありそうなところを読んで、ソースを写経して動かしてみると感覚が掴みやすいと思います。
3. ImageViewを切り替える、動かす。
僕の場合はゲームを作ったのでImageViewはかなり重要です。
例えば、タップしたらImageViewのイラストが切り替わる、などです。
これが出来ると後述する乱数を使っておみくじとか占いアプリなんかを簡単に作れます。もうちょっと遊びが欲しい場合はパラパラアニメでアニメーションを付けてみても面白いかも知れません。
4. 乱数を使って予測できない動きを作る。
乱数最高です。
確率論とかよく分からなくても、1~100の間の数字で3が出たら何かをする、
ということは確率は1/100になる、くらいの感覚でおみくじとか敵の出現率なんかを調整できるわけです。
乱数を使うと自分の予測していない動きをするので結構面白いです。
アプリによっては必ずしも使う必要ないのですが、使ってみると発想の幅も広がると思います。
5. タイマーを使う。
何秒おきに何かをする。
例えばコンマ何秒おきにImageViewを左に1進める、ということをやると、キャラクターが動き出します。
動きは何でも良いと思います。
何秒おきに何かをする、という感覚を掴んでおくと、ゲームなどは作りやすいです。
BGMやタップ音を付けてみる
BGMを付けるとゲームっぽくなって結構テンション上がります。
対した動きではないのですが、アプリにワクワク感が追加されます。
それっぽくなってくると、最後まで作りたい、リリースしたい、と気持ちも上がってきますので、音を再生する、という技術を覚えると良いです。
ちなみに、フリーのBGMでは魔王魂というサイトが最強だと思っています。
一番の難関はイラストなどの素材作り。
個人的には、毎回アプリ作るたびにうんざりするのがイラストなどの素材作りです。
絵を描くのは嫌いではないのですが、素材という単位で作り始めるとかなり気が遠くなります。
ここが一番時間かかっているのではないでしょうか?
僕の場合は簡単なアプリしか作っていないので、プログラミングについては休日2日あれば完成してしまうようなものもあります。
とにかくリリースしてテンションアップ!
出来がどうあれ自分のアプリがストアに並ぶとかなりテンション上がります。
最初にリリースするまでは、よく分からなかったりしてmacbookだけ買って、かなり放置状態でしたが、一回リリースしたらテンション上がって、今では20本以上リリースしています。
趣味は何か、と言われるとアプリ作り、と言えるくらい休日は嵌っています。
作りたいアプリがないけど、何か作りたい、という方は技術的に出来そうなこと、からアイデアを広げてみても良いかもしれません。
ということでアプリを作りたい方は、何でも良いからまずは1本リリースしてみることに勉強してみてはいかがでしょうか!