プロパンガスがあまりに高いので下げて貰った話。
プロパンガスって高いですね。
寒いこの時期になると毎年毎年、家族4人で2万円近い請求が来ていたので、値下げの交渉をしました。
そもそも、どうしてプロパンガスがこんなに高いかというと、アパートとかマンションで契約を取りたいがために、ガス会社の方が大家さんに交渉して、ガス設備の設置量を無料とか安くするということで、契約を増やしているらしいんです。
それで、そのガス設備の設置料金は居住者のガス料金から取っているとのこと。
みんながみんなそうなのかは知りませんが、不動産の仕事をしている方に聞きました。
善良な居住者にとってみるととんでもないですね!
以前住んでいたところでも、同じくらい高かったのですが、義父が「高すぎるぞ!」と注意してくれたらしく、あっさり料金が下がったのです。
リフォームなど不動産関係の仕事をしている方なので、その繋がりで交渉できたのかな、と思っていたのですが、どうやらなんでもない個人でもきちんと交渉すればなんとかなるようです。
ようです、というかなんとかなりました。
で、最初に私が考えたのは、不動産関係の知り合いがいる、という手を使って交渉するというものでした。でもこれだけだと、だからなんだ、その知り合いの影響力がどんなもんなのか分からないので、意味ないかな、と思いました。
そこで、ネットで他の家はどうなんだろう、と調べていたら、一般社団法人 プロパンガス料金適正化協会という団体があるのを発見しました。
私はここのサイトのガス料金自動無料診断というフォームで、自分のところのガス料金が適正料金内なのか確認しました。
もちろん、結果は適正ではありませんでした。
たしか1立方メートルの料金が適正の300円は高かったと思います。
早速ガス会社に連絡して、まずは今月の請求が法外に高すぎる!ということを伝えました。
すると、担当者から折り返し連絡させるということで、私の住んでいる地域の担当者が携帯に折り返してきました。
最初は、適正化協会で調べたら、適正より高いので何とかして欲しい、ということを言ったのですが、原油などのことや基本料金も含んでいるからどうこう、ということを延々と話していて、どうにも値引きはしないようです。
でも、明らかに適正料金より大幅に高いんです。
こちらも話していて、段々頭にきたもので、「大家と結託して居住者から法外な費用を搾取しているんじゃないのか?!大家に直接交渉するか、適正化協会に協力してもらって、管理会社に交渉する!」ということを話しました。
すると、「自分の判断では料金を変えるのは難しいので、上長に確認を取って折り返す」とのことでした。
で、次の日電話がかかってきて、半額まで落ちました。正直拍子抜けするほどあっさりでした。ついでに、まだ引き落としの終わってないガスについては変更後の料金に変えてもらいました。
その担当者は「当社は決して大家さんと結託などはしていませんので!」と念を押していましたが、そこまで念を押されると逆に怪しいな、と感じてしまいます。
しかし、条件として、このことは同じ居住者には他言しないようにと釘を刺されました。同じ居住者の方からは、今まで通りの金額を集金したいようです。
もちろん、男の約束ですし、近所付き合いがほとんどないので、居住者のみんなも交渉してみなよ!なんて助言するほどの親切心は毛頭ありません。
ですので、絶対に他言はしません。
でも、プロパンガスがバカ高いという方は交渉した方が良いと思うんです。
特に、冬が近づいてあったかいお風呂に入りたい季節です。
何かとお湯も沸かしますし、ガスも沢山使うシーズンです。
勇気をもって交渉してみると良いと思います。