自由ヶ丘梯子酒三軒目「銀節や」
かとりやで飲んで三軒目は締めのラーメン。
もう一軒居酒屋へ行こうかと思ったのだが、この猛暑の中飲み屋の開店時間を待つだけのために歩き回って時間を潰していたのですでに体は限界に。
せっかく自由が丘まで来たので締めのラーメンだけでも味わって帰ろう、と来たのは銀ふしやという店。
自由が丘にはたくさんのラーメン屋があるので正直迷ったのだが、支那そばという言葉が、何かこうあっさりしていて魚介出汁が利いていて締めに最高だというイメージになってしまったのでこの店に入ってみた。
初老の方とアルバイトの二人でまわしているようで、店内にもお客は少なかった。
もちろん支那そばを頼む。
これといって特徴があるわけではないが、優しい味のする醤油ラーメンだ。
締めのラーメンはこういうシンプルなのが一番良い。
可もなく不可もなく、ただうまいラーメン。
というのも、締めのラーメンに関してはコクがどうだとか出汁の香りがとか一切言うつもりはない。
大体酒飲みが酔った最後にラーメン食べに来て味なんて大してわからないのだ。
四の五の言わず、出されたラーメンをひたすら食べる。
酒飲みはこれが一番良い。
酔っぱらってるくせに食べ物の味をとやかく言うような酒飲みは個人的には酒飲み失格だと思っている。
暑さがなければもう少し楽しめたのかも知れないが今まで目をつけていた店を訪問できた良い一日であった。